![]() さて今回入荷の『がんばれ!ガンバ』の原作者は中原誠先生。中原・国友といえば「激メカライダー陽太」ですが、国友色がにじみ出るのはコチラ。 主人公がパンティで闘志を奮い立たせる少年になったのは国友の磁場がそうさせたとしか思えず、1980年初頭の少年誌(低学年向け)でも現在の青年誌と同じポジションを確率していた事は尊敬に値します。 近年、柳沢きみお・村尾ミオなどラブコメブームの中心で活躍した作家が一斉に悟りに入り、国友やすゆきもそれら作家とは違うルートを辿りつつも興味深い位置につけていて、この3人漫画家の読者層は半分がその動向を見守るウォッチャーと化している状況です。 初期作品の「どはずれ新撰組」や「真湖の青春釣り日記」の原作者・南條英樹はチャンピオンコミックス・牧村和美「モーレツ先生」の原作者・長谷川彰の変名。 そのほかにも「キャンパス青春日記」など単行本化されていないものも複数あります。 僕的には、この長谷川彰氏といえば週刊少年ジャンプ1973年に連載した逆井五郎「少年の国」の原作降板事件が一番気になるところですが、この原作者の特徴は作品群を見ていただければわかる通り少年エッチ漫画黎明期にその礎を作ったといえる存在。 後にも先にも南條英樹(長谷川彰)とこれほどコンビを組んだ作家はおらず、作家生活の初期段階に南條英樹とのコンビで作り上げたポジションを後年まで引きづった事が推測されます。 \4,200(税込)
(担当 國澤)
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