![]() そのフォーマットの最終作であり、今なお人気が高いのが「オタスケマン」です。 翌年の「ヤットデタマン」で様々なリニューアルが施されましたが、本作でもその萌芽が見て取れます。 その最も顕著な例がこの「オタスケサンデー号」。 デザインこそ従来通りの動物メカですが、無機的なタンクへの変形がトイのみならず設定にも導入され、更には「ゼンダライオン」「ヤッターワン」等の「キャラクター」ではなく「単なる搭乗メカ」として処理されているのです。 ヤッターマンEDで「マンネリなんかはなんのその〜」と余裕を見せていたタツノコですが、シリーズが続くこと4作目、さすがに危機感を抱いたのでしょう。 しかも「メカから」という辺りにタカトク主導の路線変更だった事が見て取れます。 時系列的には「ガンダム」の翌年、「トライダー」と同時進行。 サンデー号前面のデザインはコアファイターと同じですし、全体のフォルムはトライダーシャトルと相似形。 結局コウノトリ型の頭部を除けば、そのまま当時のSTな大河原メカが出来上がるわけです。 肝心のトイはこの時点ではシリーズ最大の大型合金。 木型でデザインをプレゼンする大河原メカだけあって変形も劇中まんまです! 残念ながら、劇中でこの変形が効果的に使われたとは言いがたく、結果「ヤットデタマン」ではタカトク待望の巨大ロボ登場! と相成るわけですが、「ギャグからシリアスへの変形」はさらに翌年の「逆転王」に引き継がれ見事昇華されることとなります。 こうしてみると、シリーズの転換点として実に重要な存在の「オタスケサンデー号」。 「大箱」ほど注目される存在感ではないものの、玩具好きなら必ずわかる、通好みの逸品です。
(担当 佐光)
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