私は「魔法」や「魔術」、「悪魔」などが大好きです。 だが、ここで言っておかなければいけないのは、「魔法」や「魔術」、「悪魔」というとどうしても、空想の産物で、オカルトめいた信じざるものといった考えに結びつくことの間違いについて、ということです。 一概に全て間違いというわけではないですが、「魔術」や「魔法」が実在するということです。 でも単に、 ファイア、メラ などといったりして、炎がでるといった非現実的な魔法ではなく、自己の内部に作用する「魔術」です。 現代の魔術や儀式に多大な影響を与えたと思われる三大グリモワール(=魔導書)の 「アブラメリン」「ソロモン王の鍵」「レメゲトン(=ゲーティアの通り名の方が有名か)」 (「アルマデルの書」ははいるんでしょうか??) その中で、特に注目したいのが、「レメゲトン」 ソロモン王が使役したとされる72の悪魔の呼び出し方を収めた書だ。 そう、ゲーティアの書なのだ。 (神の力を借りる「テルーギア」自然の力を借りる「マゲイア」に対した呼び名) レメゲトンでは悪魔の力を使って、富や栄光、または没落の与える方法が書いてあるが、それは、(悪魔を呼び出す)儀式を行うことによって、自己暗示を与えるものだと、私は思います。 最高の魔術師であるアレイスター・クロウリーも「魔術とは意識に変化をもたらすアート」と言っています。 (まぁ、クロウリーは実際に友人の病気を治すのに悪魔を呼び出したらしいですが) そして儀式には、処女の生き血や、猫の死体などは使いません。 それは、映画や小説などの世界であり、むしろまず場を清めることからはじめます。 長々と書いたのは、魔術による『儀式』というものが、恐いもの、オカルトめいたものではないということを知ってもらうためです。 なぜこんな長々と書いたのか、それは今回紹介する本が本だからです。 マソン結社の秘密 破邪顯正社/1944年発行 ※背下部小欠損 ¥1050(税込) マソン結社とは、フリーメイソンの日本での昔の呼び名です。 フリーメイソンは、いろいろな陰謀説が流れています。 それのどれもがたいてい黒い噂です。 真実となってまかり通っているのが、尾ひれがついた噂だったりします。 フリーメイソンでは、ソロモン王の魔術を儀式で使うといわれています。 (それ以外にも様々な儀式内容があるらしいが) ソロモン王の儀式は先に述べたように、怪しいものではありません。 人を生け贄にして儀式もしないですし。 また、普通魔術の儀式には、生け贄などはつかいません。 つまり儀式や魔術などに関するフリーメイソンンの黒い噂はまず違うと思われます。 儀式内容をフリーメイソンの方で勝手に変えていたら、わかりませんが。 そしてフリーメイソンとは、友愛団体とも言われます。 今回入荷した本を読んで、フリーメイソンについて深く知ってみるのはいかがでしょうか? ちなみにタイトルの「アンドロマリウス」とは、ソロモン王が使役した72の悪魔の中の72番目の悪魔。 『悪魔』というものの存在を根底から覆す悪魔です。 アンドロマリウスとは 「悪を見つけ、悪を裁く、悪魔」 なんです。これを中学の時に知って以来、私は魔術や悪魔の虜なのですが。 悪魔って、ただ恐怖の対象ではないですよ。
(担当 三次)
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