「人は死ねば黄泉の国へ行く。それは悲しい。悲しいことを”悲しい”と言って
いいのは最高である。儒教や仏教は”悲しいことは悲しい”というだけのことに
色々理屈をつけてはぐらかす。それは間違っている」 古事記と桜を愛した鈴屋の教えが桃尻語訳で読めるようになりました! 「本居宣長」「当麻」など小林秀雄の重要作品を橋本治と読んでいく、学ぶこと /わかることの楽しさで心に温泉がわくようなポカポカした気持ちになれる一冊 です。 ゴールであり導き手でもある神が不在の近世日本に生きた宣長が 「この胸の内の寂寥はどのようにすればよいのでしょうか?」という問いに答え を出すところと、ランボーの詩が見事にハマっている美しいラストシーンの見事さに<ココロが事に触れてウゴく>という「もののあわれ」を感じる人は感じること でしょう。私の中で橋本治<小林秀雄だったのがこの一冊で橋本治>小林秀雄にかわりまし た。 「確信は持たぬが意見だけは持っている人々」になりがちな私たちのための 新しい「考えるヒント」登場です。 「小林秀雄の恵み」橋本治 ¥1260
(担当 二宮)
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