本日の入荷です。
昨日は紀元2000年 ジャック・サドゥール:著 MPC/昭和60年発行 ¥3150
パルプマガジン-恐怖の絵師たち ピーター・ヘイニング:著 ¥3150
アイルランドの妖精ABC ピーター・ヘイニング:著 ¥3675 一番下の「妖精異郷」。 妖精とありますが、内容はゴーストや怪奇的イラストも収録。 ファニュやイエイツ、または名が明らかにされていない挿絵家のイラストも掲載。 上記2点はパルプマガジンの怪奇な「世界」をさらに盛り上げていたフィンレイやボクなどのイラスト紹介。 その歴史を探りたい方は「SFグラフィックス」を。 とにかく画を見たい方は「怪物世界」の方がよろしいかと。 澁澤などの幻想文学好きな方も是非。 それにしても一瞬で脳髄を揺らす美って、心をわしづかみにして、その後のそれに類似するものをたちまち薄く見させてしまいますよね。 魅せる輝きは、畏怖の対象であっても、美に映り、たちまち「それ」の虜になってしまい、その後におこす行為全て無感動になってしまいがち。 と思うのはまだ自分自身が「過去」に縛られているせいでしょうか。 「現在」も好きですし、別に懐古趣味ではないのですが(若干そうですが)、やはり過ぎ去った時代の「それ」に魅せられてしまいます。 うーん「過去」はどうしたら手に入れられるんでしょうか。
(担当 三次)
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