![]() 宍戸錠 佐藤まさあき著 昭和36年初版 \1575(カバー小破れ、イタミ、経年シミ) 昭和十年代〜ダンクヮイに掛けての世代の方には特別な思ひ入れのある西部劇。 昭和ヒトケタ以前の世代になると「鬼畜米英としてのアメリカ」といふものを覚えてゐるのである程度複雑な感情もありませうが、それ以降の世代はアメリカに対する憧れや親近感が強いやうに感じられます。 アメリカに対して無批判といふか無意識的な親米意識があります。 馬鹿云ふな、その世代は60年安保70年安保の世代で反米色が強いハズだ、なんて云ふむきもあるかも知れませんがそれもワタクシからすれば憧れの裏返へしでしかないやうに思へません。 その証拠にパンと牛乳の給食で育った進駐軍教育第一世代が国家を運営するやうになった途端日本は、完全にアメリカの○○になってしまったではありませんか(国民の貯金箱をブチ壊してアメリカに捧げてしまふのだからね)。 天下のGHQですからさういふ従米世代が育つやうなシステムを緻密に構築した訳ですが、西部劇の垂れ流しも(時期こそ異なれど)その一環のやうに思へて仕方ありません。 なんて暗いハナシをしても仕方ありませんね、格好宜しいものは「米帝」だらうがなんだらうが深く考へずに素直に格好宜しいと云へば良い。 つーことで本書です。 宍戸錠、佐藤まさあきによる西部劇のガイドブックです、好きな人にはたまらないでせう。 まんだらけ中野店四階「記憶」にて御覧になれます。
(担当 山口ケン)
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