まんだらけコンプレックス 7F バンダイ　S.I.C.　ロボット刑事

アイザック・アシモフの「鋼鉄都市」がモチーフになったことでも有名な石森章太郎原作のロボット刑事。

企画段階では名称が「ジョー」だったり（ジョーカーの名称はここからきている）、「ロボット刑事K2」となっていてK3（ファザー）が登場し後のスパイダーマンやスーパー戦隊シリーズで見られるヒーロー＆巨大ロボットの設定がここで既に組まれていたりと、製作側に意欲を感じる作品でもありました。これが実現されなかったのはある意味残念でもありましたが・・・・。

テレビ版では全編通しての仮面劇！感情は目の色で表現されていました。コートとスーツを脱ぎ捨てる（投げる）ことと目の色が通常の黄色から怒りを表現する赤に変わるというシンプルな動作で変型ではない「変身」を見せてくれました。
この当時の東映では珍しいといわれる本編班と特撮班で撮影が行われたことなど様々な面でも異例な面を感じました。

S.I.C.ブランドでのロボット刑事はキカイダー、仮面ライダー、イナズマンに続いての石森（敢えてノは入れません）ヒーロー。
軟質素材によるコートと帽子が付属。
劇中では第22話からパワーアップしたブローアップも再現可能。頭部・胸部のハッチの展開し機銃が露出します。
また左右肘には機関銃とドリルアローも換装が可能となっています。
手錠・破壊銃、拳銃、警察手帳など付属品も充実です。ノーマル版はシルバーで限定のパワーアップ版はメタリックレッドの仕上がり。
温度で変化するメタモルフォーゼフィギュアのような仕上がりも面白かったかもしれませんが・・・・。（合金じゃ無理かな？）

バンダイ S.I.C. ロボット刑事状態：未開封品。
バンダイ S.I.C. ロボット刑事限定版パワーアップバージョン状態：未開封品。

S.I.C.のラインナップに待望の変身忍者嵐も登場することですしちょっと気が早いですが初期石森ヒーローを見直してみるのも良いのではないかと思います！キカイダーシリーズ、イナズマンも販売中です。

(担当鈴木)