BLでもない、少女漫画でもない、変な漫画が好きな女の子。
エログロ漫画を買っていくのは実は女の子の方が多い、とか、澁澤龍彦が唱えていた、「人形は意志がないから美しい、少女という存在も、意志を持たないから美しい」という人形愛思想も、今は男性目線ではなくて、自ら、意志を持たない「人形になりたい」。という女の子が増えている、とか。
アブノーマール思想の人は今も昔も必ずいますが、アブノーマルに酔ってるのは女の子が多いはず。
そんな夢見がちであぶない女の子たちが好きな漫画、丸尾末広や古屋兎丸から山田花子、山野一、高野文子、、などなど、本店IIには揃っています。
そんな漫画を求めに来る女の子にもっと刺激を!
ということで、今回は画集から読み物まで集めましたので御紹介します。
まずはトレヴァー・ブラウンから
グロ可愛い女の子を描き続けているトレヴァー・ブラウン氏。
彼の画集はもはやマストアイテムになりつつあります。
「メディカルファン」は分かりやすく刺激される画集ですし、装丁も美しくなっているので惹かれて買った、という人は多いと思います。
なので今回はそのほかの画集も御紹介。
※1997年発行 「A TREVILLE BOOK」
傷だらけの少女たちがセクシャルに描かれているこちら。
ダークな色が強いです。解説に大塚英志。
読み応えありで面白いです。
※1999年発行 「my alphabet」
A-Zの言葉をテーマに一枚ずつ描かれた画集。
おもちゃ箱みたいにポップでかなり可愛い一冊。
※2001年発行 「forbidden fruit」
赤ちゃんの模型やお人形、病気の赤ちゃん、など赤ちゃんがメイン。
トレヴァー・ブックの絵も少し載っています。
ここから他アーティストの作品
※たま「under the Rose 少女主義的水彩画集」
ゴスロリバイブルで挿絵をしていたり、最近はちょくちょく見かけるたまさんの絵。
結構インパクトが強めの絵なのに水彩でぼかしているので、何故かすごい淡く見えます。
※水野純子「HELL BABIES」
漫画も描いている水野さんの画集。
漫画というよりは絵本、という感じでアブない話を書き続けていますが、特におとぎ話シリーズは全部集めたいくらい、グロくて可愛いです。
こちらは2006年に発行された画集。
水野テイストの絵描きさんが増えている中、スタイルを崩さない彼女の絵はいつ見ても刺激的です。
ゴシック、耽美、と聞いて思い浮かぶのはアトリエサードの本。
ここのTHシリーズはどの特集も「イカニモ」なサブカルチャーを紹介していて面白いです。
何気に貴重な、上田風子さんの絵とかも結構毎回載っていたり、インディーズで画集もあまり出ていない画家さんたの絵や、「ユリイカ」より狭いターゲット、濃くて俗っぽいけど、読みやすい評論、で読者も多いのでは?と思います。
そんなTHシリーズからいくつか御紹介。
※TH no.17「ゴシック・テイスト」
2002年に発行されたものなので、一昔前、まだ流行る前のゴシック思想が楽しめます。
エドガー・アラン・ポオ、天野可淡、ティム・バートン、、などをはじめとして、書籍の紹介やヴァンパイアの一族の紹介など、面白いです。
※TORICO「不思議ノ国ノ」
映画監督のTORICO、漫画家の御茶漬海苔、アーティストの富崎NORIなどがプロデュースした写真集。
2009年6月発行の新しいもの。
ビビッドな色とお人形に扮したモデルさんからはアングラ臭がプンプンします。
絵本式になっています。
その他にも、こういった、ゴシックでアングラでヤバイ女の子向けの書籍、年末〜中野店本店IIでコーナー展開します。
気になるけど、今まで勇気がなくて手が出せなかった、売り場がまちまちで探すのが億劫だった、、
そんな方も是非中野店本店IIにお越しください。
ビビッと来る女の子本、集めてお待ちしております。
こちらの商品は12月28日から販売いたします。
(担当 田路)
ご注意点
掲載の情報が販売情報の場合
- 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
- 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
- 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
- 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。