1976年、新書館より創刊された雑誌ペーパームーン。
新書館といえば現代では女性向け作品を数多くアウトプットしている出版社でお馴染みです。
その出版社が漫画と芸術との融合という当時としては前衛的な試みを行ったのがこちら。
常に時代の流行に敏感なのは男性よりも女性だということでしょうか。
執筆人は寺山修司、萩尾望都、林静一、竹宮恵子とそうそうたるメンバーです。
・ペーパームーン NO.2 夏号
・ペーパームーン NO.3 秋号
・ペーパームーン NO.4 冬号
・ペーパームーン NO.5 4月号
・ペーパームーン NO.7 8月号(内田善美の単行本未収録作品「妖精王の騎士」のページ落丁)
・ペーパームーン NO.10 早春号
全体的に多少のダメージがあり上記状態ですが
読む分には支障ないと思います。
時代の流れの中、一貫してブレないスタンスを貫いた雑誌ゆえに創刊から78年にかけて10号という
短命な形で終わりこのあとにムック型としてアウトプットしたものも同運命を辿ってしまいます。
今回、ご紹介するのは雑誌型。その形態ゆえにムック型に比べ入荷率の低さが目立ちます。
お求めの方はぜひ、グランドカオス3F少女レトロコミックコーナーまで。
(担当 松原)
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