2015/1/11 21:00掲載
まんだらけ 中野店 3F 本店

【成人の日】男を学び取れ。谷口ジロー「N.Y.の弁慶」

昨日もお客様と「孤独のグルメ2はいつ出るんですかね」とお話ししました。
全国の孤独のグルマニスタの皆さん、そろそろ痺れを切らし始めて来た頃ではないでしょうか。もう待てないよー、とうめき声を上げて日々を送るあなたにオススメしたいのがこちら。


谷口ジロー/毛利甚八『N.Y.の弁慶』。

サブタイトルは「DIABOLICAL HARD-BOILE STORY」。
是非共このマンガから、新成人の皆さんに「男とは、ハードボイルドとは何か」を学び取って頂きたく、「成人の日」より販売を開始します。

まずはこちらのやり取りをご覧ください。


突如降り始める夕立の中、同じ軒下で雨宿りを共にする二人の男性。
「ひどい散歩になったね」
「ああ…でも仕方がない。」
「…?」
「俺が雨と雷を呼んだのさ」
「…」
…これですよ、これ。大人の男性ならば、ふとした間隙を逃さず小粋なジョークタイムに変えなくてはならないのです。
それが仕事をモノにするコツ、なんです。仕事中に雨が降り始めたら僕もこれ使おう。

原作を書かれている毛利甚八さんはルポライターを主に行っており、刑事事件にも多く携わっているようで、本作の裏社会描写・暴力的描写にもリアルさがあります。マンガとしてかなり面白いです。
この「ベンケイ」さんの仕事は主に「復讐の請負人」で、殺しに対する美学として「銃は使わない。銃はいつのまにか相手が死ぬから。死の苦しみ、痛みを相手に与えるのが殺すということ。」というのを掲げており、本書中では刃物やら宝物やら船の備品やらカジキの嘴の部分やらなんかで殺しを行います。

本書の先頭に持って来られてるこちらの「殺し」がまた中々にドギツイ。
対象を自分のバー(バーを経営してるらしい)に連れて来る、酒の肴を出す、少しずつ「殺しの対象になっている」ことを相手に知らしめる


対象の娘の内蔵を調理したものを喰わせる。

…!?

まぁこれもアレですかね、大人の男になるには通らねばならぬステップの一つなのかもしれませんね。
僕も何か自分の誇りをグチャグチャに折られるような案件が発生したら、相手の家族を付け狙って、何か調理してしまわなければならないのかもしれませんね。
怖っ。

それでは最後にベンケイがアップ過ぎて、ゴローちゃんにしか見えず、ゴローちゃんが血まみれで怖い台詞を言っているようにしか見えないコマをご紹介してお別れです。


「焼き肉といったら白い飯だろうが」の時の顔。

こちらの商品は1/12より、本店Uショーケースにて販売致します。


(担当 石田)

ご注意点

掲載の情報が販売情報の場合
  • 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
  • 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
  • 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
  • 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。

中野店 新着通販商品

あなたは18歳以上ですか?

こちらの商品には成年向けの内容が含まれております。

お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)

まんだらけ中野店(詳しい店舗地図はこちら)
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15
TEL:03-3228-0007 / e-mail:nakano@mandarake.co.jp

告知

まんだらけWebコミック ラザ

新種発見! まんだらけWEBコミック ラザ
新人作家さんをメインに「こんな面白い漫画があったなんて!」「これは新しい!」という作品(新種)を毎週月・火・水・木・金曜日に連載していきます