【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

「社会のカタチを選び認める、その権利の為に昔からヒトは血の滲むような努力をしてきた。
歴史には敬意を払いなさい、シビュラシステム。」 (「劇場版PSYCHO-PASS」より)

1995年から大きく動き出し、2011年には整わず、今に至って尚届かないー。
それでも、ヒトがより良いミライを望み積み上げてきた選択と努力は着実に私たちの社会を前へと押し進めている。
日本列島の西南に位置する大きな島で暮らすモノとしてそれを実感しています。
それと同時に、明確な意図が介在しない不定な意思の集合体が社会自体に促した“進化”による弊害も感じ、きっとその解決策として産み出されたのが『シビュラシステム』なのでしょう。
ヒトの意思・選択を必要としない、ただ《神託》がもたらす“最大多数の最大幸福”を受け入れるだけの社会。
現在の私たちがその社会を幸福と感じるか、また“サイコパスの世界”に生きる人々がその社会に幸福を感じているか、その事を深く考えさせられるラストシーンでした。
その“社会”に至ってしまった後、私がどう感じるかはわかりませんが、今、私はそんなミライはイヤだって思う。
そう思う事を大切にしていきたいし、この先自身の“選択”を放棄する事は絶対にしないー。

アナタは、この物語を観終えた後、ミライに対してどのような想いを馳せますか？

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(担当成田)