SAHRA【海馬　通信販売情報】　OSHO(ラジニーシ)や精神世界系の書籍を多数通販アップ。新たなる世界へ。

OSHO（バグワン・シュリ・ラジニーシ）は人によって評価が大きく分かれるインド人の精神的導師。

「禅宣言」
読む者に衝撃を与えずには置かない本である。まずタイトルに「宣言」とあるのだが、これはまた「革命」と言っても良い。はっきり言って読む前と後とでは世界を見る目が変わる。画期的な本である。最も目を引くのが禅問答とその解釈である。同じ著者の『虚空の舟』という本の中では「もしかしたらただ達観しているだけじゃないのか」と思わせられる箇所がたびたびあったが、この著書の中では作者が本物の知性、単なる知性ではなく「目覚め」からくる洞察があることがよくわかる。私には『正法眼蔵』に挑んで挫折した苦い経験がある。だが多分、本書は「小さな正法眼蔵」足りうると思う。また「禅」というものがこれほどわかりやすく書かれている書はそうはない。宗教や哲学、科学などを厳しく指弾し、またそれらを時に肯定したりしながら論を進めていく。特に著者は「教義」というものを徹底的に批判し、「実践」と「体験」を眼目としてこれを掲げる。まさにそれが禅なのである。考えることではなく行動、言葉を求めるのではなく真理を求める・・・それが禅であり、その宣言である。

「アメリカへの道―砂漠の実験都市・ラジニーシプーラムの誕生と崩壊の真相」
80年代にインドからアメリカのオレゴン州に移住してラジニーシ・プーラムと言うコミューンが作られたが、合衆国政府やキリスト教会への批判も辞さない彼らに対して、政府や近隣住民は手段を選ばず排除しようとする。
ラジニーシ・プーラムのほうも、シーラという側近の不正と横暴により内部崩壊の危機に。FBIに逮捕されたラジニーシは数日刑務所を引き回されるが、その後彼の体は医師の診断によっても原因が特定できぬまま、ぼろぼろになっていくのであった・・・。数年後、獄中でタリウムや放射性物質が使われた可能性があると主張する医師。その後ラジニーシは非常に健康に気を使った環境で生きていたにも関わらず、まだ50代の若さで死亡。　

はたして、アメリカで誰が何をしたのか？何が起こっていたのか？
それを突き止めるまでの道程と、その調査から得られた結果。