「ウルトラマンは人間と同じ情操を持っている。
郷秀樹は人間であって人間でなく、宇宙人であって宇宙人でもない。不思議な奴だ」
お分かりいただけるだろうか。
帰ってきたウルトラマン。またの名を新マン、ウルトラマンジャック。
彼こそ、初代ウルトラマンでも、ウルトラセブンでもない、第三のウルトラマンの派生とも言えるだろう。
初代、セブンともに変身する前の仮の姿『ハヤタ・シン』『モロボシ・ダン』の私生活には踏み込んでいなかった。
それはヒーローとして隙のない人間像が求められていたことが起因している。
しかし今回の帰ってきたウルトラマン『郷秀樹』は違う。
彼はレーサー志望の平凡な一市民なのだ。夢を持ち、人間の中で生活する『普通の』人間なのだ。
今作において、郷秀樹はウルトラマンとしての能力に慢心し、超能力をもつがゆえにMAT隊員と軋轢を生む。
常人離れしたウルトラマンとしての自分と、人間・郷秀樹としての自分とのギャップを抱えながら、 戦うことで成長していく。
…なんと人間くさいウルトラマンだろう。
そして数々の戦いを乗り越えた先に待っている第37話『ウルトラマン 夕日に死す』において、 その人間くささにつけ込んだナックル星人に、家族同然の大切な人たちを殺されてしまうのだ。
その光景の凄惨さときたら、数多くの少年たちがトラウマを抱えたことだろう。ナックル星人まじ許せねえ。
まさか、ヒーローであったウルトラマンに感情移入することになるなんて、と視聴者はお思いだろう。
しかし感情移入できるからこそ、こんなにも人から愛されるウルトラマンになったのだと思う。
一つ、腹ペコのまま学校へ行かぬこと
二つ、天気のいい日に布団を干すこと
三つ、道を歩く時には車に気をつけること
四つ、他人の力を頼りにしないこと
五つ、土の上で裸足で走り回って遊ぶこと
郷秀樹が地球を去る際に坂田少年に伝えた上記の『ウルトラ5つの誓い』は、 今でも私の胸の中に燦然と輝き続けているのだった。
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(担当:大橋)
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