資料性博覧会09 イベントアフターレポート

資料系同人誌+創作怪獣ソフビ即売会「資料性博覧会09」
2015年5月3日 (火) 11:00〜16:00
東京都中野区中野4丁目10番2号 中野セントラルパーク サウスB1
コングレスクエア コンベンションホールA+B+C
参加者約800名 (サークル・ディーラー含む)。

ご参加いただいた皆様、並びにイベント開催に際して協力いただいた方々本当にありがとうございました。
3回目となるコングレスクエアでの開催、大きなトラブルもなく無事に開催できましたことを心より御礼申し上げます。

今回、早めに当選を確定させて本の製作に入りたいという声を受けて
[第一次]2015年12月12日(火)0:00から2016年1月4日(月)23:59まで
[第二次]2016年1月5日(火)0:00から2月12日(金)23:59まで
と募集期間を2段階に分けました。
サークルおよびディーラーの申込み状況は同人誌は70サークル(直参64、委託6[17sp])、創作ソフビのディーラー数は7。
今回も応募いただいた全サークルを当選とさせていただきました。

同人誌65サークル (直参56、委託9[16sp])で前回と比較して直参が8サークルの増加、委託はほぼ横ばいでした。
ソフビに関してはGW近辺のTOYイベント増加により、
資料性博覧会へ照準を合わせるディーラーは減少傾向にあり創作ソフビのディーラー数は7で前回から-7と減少しています。
今後はソフビに限らず、資料性博覧会の参加者へ向けたマニアックな造形アプローチを考えているディーラーを広く募集していく予定です。

入場に関しては前回、開場まで少し間延びしてしまったという反省点があったため、
改善策としてパンフレットの販売を9:30から10:00に、入場待機列形成を10:30から10:45へと遅くして、
列形成の状態のまま待機する時間を短縮するなどの対策を行いました。
若干慌ただしくなってしまいましたが、皆さまのご協力のおかげで
早朝から参加者が会場周辺に滞留することなく、限られたスペースに短時間で列形成を行うことができました。

もっと良い方法があれば、いろいろ取り入れていきたいと考えていますが、
列を固定したまま窮屈な姿勢で待機するよりもストレスは少ないと思うので、
15分ほどで整列から入場まで完了できるこのスタイルはそれなりに有効と思っています。

11:00に開場。一般入場の列は約180人ほどで前回よりも少なめで15分ほどで待機列の入場は完了。

12:30からはゲストに脚本の中沢健氏、監督のおかひでき氏を迎えた「ガルーダの戦士ビマ」トークショーが開催され、
プロジェクターを使って映像を交えながらのイベントは準備会も非常に参考になりました。

今回特筆すべきは13:00を過ぎてからの来場者が非常に多かったことです。
14:00からポスターのイラストを描いてくださっているpanpanya氏の原型によるソフビ人形
「こいのぼりくん」の子鯉(青)バージョン50体の当選発表があり、会場内の参加者が最も多かったのはこの時間帯だったように思われます。

14:30開始の中島紳介「PUFFと怪獣倶楽部の時代」連載終了直前トークイベントの客席には、 中島さんから「危機管理が甘い!(笑)」という言葉が飛び出すほど、アニメ特撮雑誌創成期に関わった編集者やライターの方々が集結。 最終回へ向けての構想や、読者からいただいた質問への回答、そして!来場されている怪獣倶楽部のメンバーの方々から中島さんへ激励の言葉をいただき締めとなりました。
30分という短い時間ではありましたが、まんだらけZENBUで連載中の『PUFFと怪獣倶楽部の時代』読者の方はもちろん、 会場で販売した小冊子をきっかけに初めてこの作品に触れた方も、あの時の会場の空気から中島さんの連載の注目度の高さを感じ取っていただけたはずです。

提出いただいた見本誌を並べる見本誌閲覧コーナーも横180cm×奥行60cmのテーブル5基を埋め尽くす量となり、 このコーナーで当日頒布物をチェックするために閉会30分前に駆け込みで入場する一般参加者も複数いらっしゃいました。

閉会までにパンフレットは718冊販売。複数購入者もいらっしゃったので、一般参加者の数は650名ほどだと思われます。

開催前から問い合わせの多かった特集記事「求道的アニメファンが注視する、先端クリエイター36人」を掲載した
パンフレットの通販の準備も整いましたので、よろしければ新刊資料系同人誌の新入荷ページからどうぞ。
関係者やサークル・ディーラーへの配布分が150冊なので、在庫数で120部ほど。
まんだらけ各店(札幌,宇都宮,コンプレックス,渋谷,名古屋,うめだ,カオス,福岡,小倉)にも5部ずつ程度、まんだらけ中野店マニア館には若干多めに入荷しています。
資料性博覧会09公式パンフレット

また、資料性09に参加いただいたサークルの新刊も少しですが委託していただきましたので併せてご覧ください。
新刊資料系同人誌ページはこちらから

これから資料系同人誌に関しては、新刊情報ページ内で新入荷情報を展開していきます。
これから委託してみたいというサークルも募集中です
毎年の恒例行事として開催できればよいのですが、
スタッフ・予算などクリアする問題も多く、現時点で開催の目途がたっていません。

開催の了承が取れ次第、teitterやfacebookで次回開催のアナウンスを行います。
今後ともよろしくお願いいたします。