まんだらけ名古屋店 6F ウォルター・ウルフよりこちらが元祖！「スパイマジシャン・レーシングウルフ」入荷！

M111や「メカコスモシリーズ」に始まる「ミクロマン黄金期」の傑作シリーズ「スパイマジシャン」から「レーシングウルフ」が入荷です！
商品的には「ミクロセスナ」などの流れで、デザインは純然たるフォーミュラカー。
おそらくロータス72やマクラーレンM23辺りがイメージベースと思われます。
前年「ロボットマン」等の電動トイを乱発した反動か、「スパイマジシャン」では電動トイは一切無くその代わりにコマやピストルなどの駄玩具ギミックが盛り込まれています。
この辺り、まだ当時の児童間で「消えるエンピツ」やら「煙が出る紙」やらの駄菓子屋系スパイトイの人気が高かった事が伺え、なかなか微笑ましいもの。
そんな機能と5ミリジョイントによるパーツの互換性、更にはSFメカとしてのカッコよさを両立させていたのだから、当時のタカラスタッフには、本当に頭が下がります。
このあとミクロマンは「サーベイヤー」「ポリスキーパー」と続きますがシンプルな外観を保っていられたのは「スパイマジシャン」まで。
「子供に契合する事」と「子供が欲しがる物」が決してイコールではない。
その分岐点が「スパイマジシャン」だったのではないでしょうか。

(担当佐光)