資料性博覧会07 ニュース

No.26 劇画マイノリティ・リポートより新刊のお知らせ

「真樹日佐夫全漫画原作作品研究 Vol. 1.5」。

梶原一騎の実弟・真樹日佐夫が70年代に手掛けた漫画原作の概要と解説。
画・あだち充「裂けた霧笛」〜画・岡本春助「最強最後のカラテ」まで23作品。
2年前にオフセットで出したVoL.1(60年代編)の続編です。

表紙はまんだらけZENBUで取材に伺った際の写真で、真樹先生が僕の持参した資料ファイルを眺めているところです。

A5サイズ30Pのコピー誌 1部200円で頒布いたします。

資料性博覧会07公式パンフレット前売りに関して


今回、製作に時間がかかり納品が遅れたため、前売りに関しては
中野ブロードウェイ4F まんだらけ中野店マニア館のみとさせていただきます。
一部500円 (税込) です。 (4月30日18:00の時点でもう販売開始しております。)


資料性博覧会のパンフレットは、サークル紹介などカタログ的機能だけでなく、
ファン活動や研究に関する先人達の成果を特集記事として掲載してきました。


今回の特集記事は、平林重雄・編「伊藤徹全仕事・不完全版年譜」。
水木しげる研究における最重要人物でありながら、晩年は様々な問題を起こし信用を落としてしまったイトテツこと伊藤徹氏の成し遂げた偉業を振り返る24Pにも及ぶ特集です。
伊藤氏も在籍していた関西の特撮ファングループ「コロッサス」の会長を務めた泉 清氏にクローズアップした枚方映研に関する記事も併録しています。

今回より入場時にパンフレットが必須となります。

イベント当日のパンフレット販売開始は10:00。

待機列形成を開始する10:30までにご購入いただけるとスムーズにご案内できますので、
ご協力よろしくお願いいたします。

no.25 貸本合同サークルから新刊のお知らせ

・黒須喜代治「死人切符×髑髏船」 (A5判・148頁 (本文144頁) )



シュールレアリスムを貸本マンガに融合させた奇作、<死絵奇談>シリーズ第2弾「死人切符」の復刻です。
今回は怪奇な読み切り作品「髑髏船」も併せて復刻しています。


・イヌダハジメ「逢魔がマンガ館」 (A5判・84頁 (本文80頁) )



貸本マンガ&怪奇マンガを中心に、「スキだ!」と公言するのが憚られるような、ちょっとインモラルかつ「どっかオカシイ」「なんかヘン」なマンガについてストーリーをご紹介しつつ、時にツッコミを入れ、時にマジメに考察しつつした解説本。
資料性博覧会当日は、手作りコピー本をつけた限定版を販売する予定です。

主な取扱い作品は
久呂田正三『怪奇探偵絵物語 6本指』/小島剛夕『半骨ギャルマン』/北沢しげる『冷血人間』/森由岐子『怪談 かげろう地獄』『怪談 鬼むすめ』/小山葉子『危険少女マキ』/川島のりかず『中学生殺人事件』『フランケンシュタインの男』『ちぎれた首を抱く女』『母さんが抱いた生首』/松本洋子『にんじん大好き!』/松田辰彦『蟻グモ』まるいぴよこ『風のちんころう』/胎芽流縷『白蛇少女伝説』
などなど。

さらに詳しく知りたい方はこちらからどうぞ

No.8 morikawa_Sさんから、 新刊のお知らせ

今年・2014年 (平成26年) は朝日放送・東映アニメーションが製作する人気アニメーション『プリキュア』シリーズの10周年。アニバーサリーに合わせ、過去に刊行して現在は在庫切れの『プリキュアオールヒストリーズ』改訂版製作に入り、最新作『ハピネスチャージプリキュア!』までの解説を加えた新版『プリキュアオールヒストリーズNewStage』として今回発行の運びとなりました。

今や21世紀前半を代表するロングランヒットアニメーションのルーツとばかりに『プリキュア』放映枠の日曜朝8時半枠にて放映されたアニメ作品の歴史にまで言及した解説文「朝日放送アニメ枠の時代」を序章として掲載、更に前版には なかった「時代の検証……ダイハツ劇場と日曜ゴールデンタイムの流れ」「ニチアサキッズタイムの確立・枠拡大と日曜朝枠の流れ」各年表を新規に作成して掲載し、アニメ史のみならず、テレビ史の観点から見ても興味深く読んでいただける内容を目指しました。
本題である『プリキュア』シリーズを構成する各作品の特徴やムーブメントを凝縮して紹介、全シリーズのタイトル・放映日・スタッフは勿論、各話の視聴率 (特番も収録) 、書き下ろしアラカルトコラムも掲載しております。

No.38.Tプロ作品研究所より 新刊のお知らせ

今回の新刊は45周年を記念して怪奇大作戦捜査完了報告書です。
5年前の同人誌の増補改訂版となります。
某社の研究読本をまねて、320ページにしましたので重いです。
当日は丈夫なカバンでご参加お願いします。