押切蓮介原稿展を2/4~2/18まで、
まんだらけコンプレックス1Fショーケースにて行っています。
そしてこの機会に改めて、
いろいろ押切蓮介先生の漫画を読み返しています。
ぼくは『ハイスコアガール』『ゆうやみ特攻隊』『ミスミソウ』『でろでろ』が特に好きです。
『でろでろ』(オリジナル版)
『でろでろ』(新装版)
蓮介漫画日記が新装版には収録されてなくて、
でろでろの新作が追加されているというのは知ってはいたんですが、
ほかにどんな違いがあるのか
今回の押切蓮介先生の原稿展の流れで、
前から気になってたこともあり見比べてみました。
収録内容ことなる部分
・オリジナルは各巻にカラーの扉絵がある
→新装版には2巻と4巻に「でろでろ」秘蔵のイラストコレクション
として一部イラストがモノクロで収録されています。
ただ、扉絵はあまり収録されていないです。主に表紙、裏表紙、カバー見返しのイラストがモノクロで一部収録。
オリジナル カラー扉絵
新装版 「でろでろ」秘蔵のイラストコレクション
・オリジナルには「蓮介漫画日記」が収録
・オリジナルには4巻まで作品解説がついている。
1巻 作品解説 清水崇
2巻 作品解説 多田克己
3巻 作品解説 木原浩勝
4巻 作品解説 大西祥平
ここの作品解説のあとにある巻末のイラスト
これも新装版には収録されていないです。当時単行本読んでるときは気付きませんでしたが、
このオリジナルはイラストがふんだんに使用されてて、豪華ですね。
・オリジナル5巻には、「マル秘大報告!! ぼくの私の「隣の妖怪」」
という読者から投稿された妖怪企画4ページが収録
・オリジナル7巻には、「第2回キャラクター人気投票結果発表」が収録
・新装版には、新作のでろでろ
1巻「でろでろ おかえり編」
2巻以降は、「でろでろ2杯目」が収録。
ちなみに、
1巻 「でろでろ製作秘話」
オリジナル1巻に収録されていた1ページ漫画。目次に記載はないが新装版1巻に収録されています。
新作があるので買うなら新装版を、と言いたいところですが、
見比べてみると、オリジナルにはオリジナルの良さ。新装版には新装版の良さがあり、
どちらか片方という甲乙はつけがたく思います。
コンプレックス 竹下