夏ですもの、やっぱりわくわくするような物語の世界が必要。文芸作品もいろいろ出します!
まずはちょっと不穏な書籍から。
「明治大正昭和 大事件怪事件誌」「探偵事実奇譚」「酒 阿片 麻雀」
全て戦前に発行された書籍ですがタイトルのインパクトは大。特に井上紅梅が1930年に発表した「酒 阿片 麻雀」、上海で放蕩生活を送ったとされる著者による中国のリアルな風俗記録が凄いんです。3冊とも商品状態はあまり良くないですがなかなか読むことの難しい書籍ですので気になる方はこの機会に。
アレクサンドル・ベリャーエフ「世界のおわり」。ロシアのSF作家、ベリャーエフによるジュヴナイル。装幀は安野光雅、そして挿絵は武部本一郎という贅沢な一冊です。※こちらは函欠の商品となります。
1980年刊行の集英社文庫コバルトシリーズ、山尾悠子「オットーと魔術師」は満月の夜魔術師たちの集会に紛れ込んでしまったオットーの物語で、著者の作品の中でもちょっと珍しい軽快なファンタジー。夏は少し趣向を変えたSF作品の世界にどっぷり浸かりたい気分です。
そしてこの度出します、青海鱗太郎の著作2冊「推理小説 大いなる翼」「ゴライアスの影」。
青海鱗太郎は、日本の近代演劇の基礎を築いた劇作家・演出家・批評家である小山内薫の次男、小山内宏のペンネーム。漫画家、挿絵画家などとしても活動しその後は著書「ヴェトナム戦争―このおそるべき真実」(講談社 1965年)がベストセラーとなるなど軍事評論家として活躍します。
青海鱗太郎名義で南風書房より昭和31年に発表した「推理小説 大いなる翼」、私家版の「推理小説 ゴライアスの影」はどちらも小山内が軍事評論家として多数の著作を発表する前に刊行されたものであり、大変貴重。今回の販売ををお見逃しなきよう。
これらは全て8/10(土)秋葉原UDX 2Fアキバスクエアの未知しるべ会場内で販売します。
今年から資料性博覧会と同時開催のため、入場にはパンフレットの購入(500円)が必要です。
当日の入場方法は以下の通りです。
上記の商品は8/10(土)秋葉原UDX 2F・アキバスクエアで開催される未知しるべ及び資料性博覧会会場内で11:00~販売します。
入場にはパンフレット付入場券(500円)が必要です。パンフレットは会場入り口付近で販売いたします。
開場後すぐにお買い物をしたい方は入場列抽選にご参加ください。
【開場までの流れ】
・9:00~パンフレット販売開始
入場列抽選に参加される方は9:00~10:30の間にパンフレットをご購入ください。
・10:30~待機列形成開始
待機列は10:30から会場入口前に形成します。パンフレットに記載の整理番号順にお並びいただきます。当日スタッフがご案内しますので協力のほどお願いいたします。
パンフレットを購入された方は待機列形成を行う10:30まで自由行動です。
10:30までに戻れなかった場合は、入場待機列の最後尾に列形成いたします。ご了承ください。
10:30以降にパンフレットを購入された方は、入場待機列の最後尾に列形成いたします。
・10:45~入場抽選開始
※パンフレットを複数お持ちの方も、有効な整理券は1冊のみとなります。抽選後移動はできません。
11:00の開場後は待機列のブロックごとの入場となります。
ブロックの入場順は抽選で行いますので、早く受付されても早く入場できるとは限りません。
※※注意事項※※
・会場付近には自動販売機やコンビニがありません。飲料をご持参、熱中症対策を行ったうえでご参加ください。
・販売方法は上記の通りです。入場できた方から先着順での販売となります、遅いブロックでの入場となる場合もございます、あらかじめご了承ください。
・販売開始直後はカゴをお持ちいただき、購入が決定した商品をご自身で確保していただくようお願いします。検討中の商品に関しては、カゴに入れてキープするような行為はご遠慮ください。欲しい方に商品が行き渡るよう、ご協力お願いします。
・販売方法に関しての個別の要望は承ることができません。万が一、お客様同士でトラブルが発生した場合にはスタッフの判断により販売を中止させていただく場合がございます。仲良く安全にお買い物をお楽しみください。
・体調不良の方には入場をお断りさせていただく場合がございます、ご了承ください。
中野店 夛田