スポンサーサイドの意向か、局の編成上の理由か、近年全く見られなくなった「5分帯番組」。 内容はともかく、毎日同じ時間に観られるという時報代わりのこの枠は、刷り込みに似た効果で妙に記憶に残ることが多いのも事実。 思い出すままに列挙してみれば「おとなの漫画」「ちびっこ展」「みんなの歌」 「ウリクペン救助隊」「クレクレタコラ」「ウルトラファイト」「冒険ロックバット」「カバトット」「解決タマゴン」「カメラでねらえ」とまぁあるわ、あるわ・・・。 いずれも70〜80年代の番組であり、現在では「世界の車窓から」位しか残っていませんが、それでも一時代を築いたのは確か。 なかでもこども番組が多い辺りに、当時のこども人口の多さが伺えます。 そんな中で比較的知名度が高いのがご存知「トリプルファイター」。 LDでも発売されていたので原体験世代以外でも視聴機会が多い番組ですが、あえて言わせていただけるなら・・・・「まとめて観ちゃ、ダメですよ」。 ムックなどでもシナリオに合わせて1週間分1エピソードで紹介されるため、それをそのまま一話分として観ている方が多いでしょうが、ソレは「赤影」で「卍党編」を13話一気に観るようなモノ。 あくまで5分の枠内で考えられている番組なんだから、続けてみれば似た場面の連発、まどろっこしい展開になるのは当然です! 観るなら正しく1日1回分、間違っても前日分を確認のために見直そうといちゃいけません。 適度に忘れて、続きを楽しむ。 これが「トリプルファイター」の正しい観方です。 そうすれば、度重なるデビラーの無意味な妨害や、一向に展開が見えないストーリー、決着を先延ばしにするだるい戦闘シーンも気にならなくなる筈です。 そして全てのカタルシス&ストレスを一気に背負って立つヒーロー「トリプルファイター」! 5日目には彼の存在が輝いて見えること請け合いです! 朝から「必殺」観ちゃいけないように、寝起きに「エリック・サティー」聞いちゃいけないように、ゴールデンタイムに「だるまさんが転んだ」しちゃいけないように、全てのものには、本来与えられたシチュエーションがあります。 「DVD−BOX トリプルファイター」、使用上の注意をよくお読みになって、用法・要領を守って正しくご鑑賞ください。
(担当 佐光)
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