本当、ラノベも社会的地位を確立したなあ。 ということで暗黒ライトノベル、『されど罪人は竜と踊る』シリーズです。 簡単なあらすじはというと、魔法のような現象を起こすことができる咒式(じゅしき)を使いこなす咒式士(じゅしきし)である二人、ギギナとガユスが、エルダナの街で延々と不幸(?)に襲われるお話。 人に襲われたり、竜に襲われたり、巨人に襲われたり、貧困に襲われたり。 特にひねくれ者のガユスは、美貌の相棒ギギナにチャチャばかり入れて日々殺されかけているので、より不幸度が上です(自業自得な感じもしますが)。 この通称『され竜』シリーズは、現在角川スニーカー文庫バージョンと、小学館ガガガ文庫バージョンとがあったりします。角川から小学館に移籍したわけですね。 小学館バージョンは大幅加筆の真説ということで、1,2巻は角川版の1,2巻をそれぞれパワーアップさせたもの。 確かに内容は、より濃厚になってる感じがします。ギギナとガユスの会話のやり取りもかなり変わってますし。 個人的には角川版1巻に出ていた特許不出願中の分子成分オモイヤリンと、優しさ元素ヤサシニウムが登場しないのが残念だったりしますが(でも、小学館版4巻には出てたんですよ、これ!)。 され竜の魅力は極限の戦闘シーンと、あまのじゃくトークですが、戦闘より二人のダベリが好きな人はHJ文庫から出ているTOYJOYPOPもいいですよ。 こちらは喋りが中心のラノベ。 ファミレスで、ギギナガユスのような会話を五人の登場人物が繰り広げるという、石原まこちんさんの『THE三名様』のようなシチュエーションです。 『され竜』シリーズ及び『TOYJOYPOP』は、1階ラノベコーナーに展開しています。
(担当 安田)
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