岩井の本棚 「2008ベスト」 第5回

コンプレックス・池尻スタッフ編

09年もマンガのアニメ化ドラマ化映画化が相次ぎましたが、意外に影響が大きいのがパチンコ化です。
まんだらけでも、ヒット台が出るたびに、たとえば「北斗の拳」や「エヴァ」「花の慶次」の在庫が払底する・・・といった影響がありました。
これは予告や演出やリーチ発展など、作品に絡む要素を理解できないと面白くない・・・ということもあります。そこで原典を・・・という話ですね。

エヴァンゲリオンの時には、難解なストーリーということもありますが、作品をまったくしらない、今まで一度もガイナックスのガの字も口にしたことがないオバチャンたちが無理矢理

「やった!ゼルエルだ!」とか
「サキエルは当たらないからダメ」とか
「F型装備キター!!」とか
「シンクロ率400? やった、暴走だ!」

などと世離れした会話をしたり使徒の名前を連呼したりしてて、なんか異次元にいるような気がしましたね。
でも何故でしょう、なんか心強いな・・・さすが日本だな・・・などとも思ってしまいました。なんでかな。

第5回は全まんだらけの在庫を支える流通センターと、コミケ後で多忙のためたった一人(既婚)しか参加がなかった秋葉原・コンプレックスです。

2008 BEST


1位 島袋光年『トリコ』

1位以外は気分次第その日次第。
順番に関してはゆる~く見てやってください。
ただこれは紛れも無き頂。 おもしれ~っ!一等おもしれ~っっ!!
もう開拓し尽された料理漫画というジャンルにそんなのFuckOffといわんばかりの勢いMAX、ジャンジャンバリバリ。 集英社がしまぶ~を残したのはこれ読めば納得できる。
しまぶ~ありがとう、あんた少年漫画ド真ん中だよ。
同じ料理漫画では能條純一『ばりごく麺』も良かった。湯切り一本で伝説となった男。 シークレットとなっているあの湯切りする後姿に魅せられずにはいられません。

2位 東村アキコ『ママはテンパリスト』


これも勢いでチョイス。2008年最笑本。
何個か画像のっけておくのであとは画像で楽しむんだわ。

3位 森下裕美『夜、海へ環るバス』

「夢の中で男の人に抱かれる夢をみたことが無い」
ひょっとしたら自分はレズなんじゃないかと結婚目前にして悩む。このままでは結婚できない。 浮気するか、婚約解消するかどちらかにしてくれと男に迫るところから物語は始まる。

また百合ものか・・・と思いきやただの同性愛漫画にあらず。
禁断の扉を開けたらとんでもない魔物(トラウマ)が飛び出します。 恋愛感情だけにとどまらない深みへ・・・。女のドス黒い部分にのけぞりつつも、最後明るい海へ飛び出していく解放感・・・感動しました。
『大阪ハムレット』も復活するや良すぎて揺さぶられました。

4位 押切蓮介『ミスミソウ』『ゆうやみ特攻隊』

ギャグホラーの第一人者として確固たる位置を築いて5年。
2007年から本格ホラーへの歩みをはじめ今年完全に開眼しました。

契機となったのはこの『ミスミソウ』です。いじめられっ子の女の子が主人公。 そのいじめの陰湿さには言葉が詰まります。
その極致ともいうべき事件をきっかけにしていじめらっれ子の憎悪が爆発。 血反吐飛び散り、内臓噴出す壮絶復讐劇の幕開けとなります。 ここまで描くかというくらいに凄まじい残虐描写、容赦ないです。これが押切氏かと目を疑います。

もう一つ驚くべきは幽霊がでてこない。
本気のホラーを描いたら幽霊が一人もでてこないというのは興味深いです。
今の時代の事件とリンクしてしまうので読むのに抵抗感がありますが2008年語る上でこの『ミスミソウ』ははずせません。

連載時期は『ミスミソウ』より早く最初ギャグベースのストーリーだったのに引っ張られるかのようにまさかの物語途中から本格シフトをしたのがもう一つの『ゆうやみ特攻隊』。
一話一事件完結形式で幽霊をおもしろおかしくやっつけていく話だったのが主人公のトラウマが次第に頭をもたげてきます。2巻以降は完全に本格シフト。これには驚きました。

今までも押切蓮介好きだったんですけど、この2008年は今まで以上にパワーとチャレンジ魂を感じました。実際あの連載量ってすご過ぎです。 一番連載しんどいのが『でろでろ』だってのが自分的にはしっくりきましたね。

5位 鈴木央『金剛番長』

コメント??知ったことかーーーっっっ!!

6位 諸星大二郎『未来歳時記 バイオの黙示録』

今の世界とは少しずれたところに発達した近未来の世界が舞台。
これぞSF。醍醐味を堪能できます。人型の雑草が生えてくる。
かわいそうどいえども形が人というだけで雑草。
うぎゃ~っと言おうが何だろうがプチプチ抜かないと残すと大変・・・・・もうゾンビのようにワラワラ這い出てきます。

すこしずれた位置のこの視点はさすが諸星先生!うまいです。
最近SFしてないなという人はこれで補完して下さい。

7位 田中圭一『サラリーマン田中K一がゆく!』

田中圭一と言えばパロディーと下ネタ。
巨匠(手塚比率90%超)の画で下ネタしか描こうとしない潔さが素晴らしい。と思っていましたこれ読むまで。

田中氏のタカラ時代の実録モノ。
今までと全く異なるのは下ネタが少なく小気味いいサラリーマンのサクセスストーリーになっているんです。 サラリーマンものをこんなにテンポよく描ける人ってなかなかいないです。
下ネタを極力廃して描いた本作に今までになく本気の田中圭一を垣間見ました。

8位 イエス小池『漫画家アシスタント物語』

「自分の夢実現を邪魔するものは、親でも社会でもない、自分の怠惰である。」

自分の部屋はパソコンのうしろ、壁にそうように本棚があります。
その本棚の目線の若干上にこの本があります。
その帯の背表紙に燦然と輝くこの言葉。重い・・・・・。

アシスタント生活34年!その汁が読み手に臭いたつまでにリアルのみをつきつける実録の書。 効能として漫画界への夢や希望の一切合切をうち砕いてくれます。漫画界に興味がある人は一読をオススメします。

9位 すがやみつる『仮面ライダー青春譜』

すがやみつる文章がうまいんですよ。おもしろい。
数十年前のことをまるで昨日のことのような臨場感満点の語り口。まんが道もの最近多いですけど、これですね夢中に読んだのは。

時は1967年、すがやみつる高校生の時の石森先生との出会いからはじまり60年代、70年代、漫画家を志しアシスタントそして紆余曲折を経て「ゲームセンターあらし」の連載に至るまでのすがや版まんが道。

まさにその文章内にでてくる原画が画像でアップされていたり、画像とこの資料たちを見るだけでも価値あります。
資料性高し。1989年からはじまり今年2008年11月完結、完成まで19年!!スゴイ!!!

毛色は違いますが同じネットものでいうと小学館問題の際に話題になった松永豊和『邪宗まんが道』もおもしろかったですね。
今年を語る上でははずせない編集者と漫画家の関係の問題。
邪宗~では圧倒的な怒りと怒りと魂を感じました。

すがやみつる『仮面ライダー青春譜』はここ
松永豊和『邪宗まんが道』はここ
をどうぞ。

10位 八月薫『My Pure Lady-お願いサプリマン-』・国友やすゆき『新・幸せの時間』に見るオットセイ現象

「やる気まんまん」オットセイが誕生して生誕30周年に沸きに沸いた今年。
日本全国でさまざまなオットセイにちなんだイベントや祭りが催されました・・・・・嘘です。
ただオマージュがやたら見られたのはほんと。
エロを抑える潤滑油としての役割を果たしていたオットセイへのチン化が悪ノリしてジェット機になったりとか。 エンターテイメントを追求する国友先生はうなずけるのですが、サプリマンのあの画はいったい!?

番外 いそうなおき『ペン回し伝説 スピナーキング翼』

ありそうで無かったペン回し漫画。
ガキ本にはやっぱこういうのがないと。ペン回しで竜巻や雷がビュンビュン。
『カンニンGOOD』以来の衝撃でした。
2008年気になったニュース
緒方拳さんの死去。
自分にとって影響力が大きかった。
はじめは「必殺仕掛人」の梅安にめちゃくちゃ憧れていました。
他の役を見るにつけ緒方拳さん自身に魅せられていきました。
実はまだまんだらけに入社したてだったころ、本人をお見かけしたことがあったんです。 帽子をフカブカとかぶっていましたが一見して分かりました。でもチキンな僕は緊張して近づけませんでした。
その時の優しそうな絵になる後ろ姿を今でも昨日のことのように鮮明に覚えています。
近況・自己紹介
今までになく漫画を読んだ今年。その反動で大好きな映画から遠ざかった一年でした。
年の瀬も近づいた11月何気にテレビ(東映チャンネル)でやっていた「まむしの兄弟」を久々見て復活、再び映画モード入ってきました。 特に今年はアンジェラ・マオのDVDが大量リリースされたのと「女番長」シリーズ、若山富三郎版「子連れ狼」のDVD化がでかい。狂喜しました。もうこれだけでごはん3杯は食える!

実際食欲が年齢とともに衰えるどころかますます血気盛んに。 メタボリックという素晴らしい悪魔の囁きが日々聞こえてくる今日このごろです。
来年2009年は体をしぼり、目標の”長老”にふさわしい体型つくりを目指します。

ちなみに自分竹下はコンプレックスのコミック担当。よく出没するフロアは1Fと3Fになります。

コンプレックス 竹下

2008年ベスト


「ちよちよ」 森名リリー 集英社りぼんマスコットコミックス

一巻のカバー一面にいっぱいトリが載っていてすごく可愛いのに帯には何故か焼き鳥の写真が載っていたので、最初に書店で見かけた時はトリが焼き鳥にされちゃう残酷漫画なのかと思いました!

実際の内容はというと・・・
トリ肉好きの主人公が食べ物に飢えていた時に、突然落ちていた巨大なトリ(ちよ)を食用として飼い始めるというお話。 こんなにかわいいちよを食べようとする主人公もすごいけれど、もっとすごいのはちよの方。

主人公に食べられるのを避ける為に、同情作戦やら何やらあの手この手を使って主人公を騙したり、利用したり・・・そんな悪どいキャラなのです。 でもそれがなんか憎めなくて逆に愛らしい!
ちよ、ホントに可愛いです!!
こんなトリがいたらぜひ食べた・・・いや、ほしいです!!

「ノスタルジア」 津田雅美 白泉社花とゆめコミックス

しばらく連載ものが続いていた津田先生の短編が4本読める一冊。
ジャンルはそれぞれ違いますが、様々な愛のカタチが描かれていて、何か一つに繋がっているようにも思えた一冊でした。 4作品の中で特にオススメなのが、男の子同士の友情を超えた愛情を描いた「な 忘れそ」。 津田先生がBLを描くなんて初めは少し驚きましたが、この作品はBLが苦手な私で も抵抗なく読めました。 津田先生の作品が好きな方にはぜひ読んでほしいです。
今年1年について・・・
今年もなんやかんや言ってキンキさん色の強い一年でした!
ちょっとばかり遠出してコンサートを観に行ったり、早朝から行列に並んだり・・・・・・色々大変でしたが“愛”があれば何でもできるんだなぁと改めて思いました。。。

あとは、影木栄貴先生の弟のDAIGOさんにハマりました!
気が付けば出演している番組のほとんどを見ていました・・・。
DAIGO録をうまく使いこなせるようになりたうぃっしゅです。

川名美樹 池尻流通センター所属コミックス担当

このラインナップは今年のベストと言うか、何となく記憶に残ってたのをあげてみました。


「桃組+戦記」 左近堂絵里 角川書店あすかコミックス

桃太郎の生まれ変わりのお話。
物語は前世で鬼の呪いをうけた主人公が、18才までに呪いを解かなければ死ぬ運命なので鬼に呪いを解いてもらおう、と言うお話ですが、 でるわでるわ、色々な昔話の生まれ変わり、もちろん鬼も生まれ変わっています。 いいなぁ、こういう話し。
個人的には一寸法師の姫の生まれ変わりの京野桜子が好きだったりします。
ワイルドです。カッコイイです。とりあえず読んでみてください。

「MR.MORNiNG」 高山しのぶ 一迅社ZERO-SUMコミックス

虹色機関車の乗務員のお話し。
走ると虹色の煙りをはきます。見てみたい。
とにかくミニキャラがカワイイ。
だんだんワインズマン優しい表情になっていくのは気のせいでしょうか。
ワインズマンの兄、ロバートと婚約者のジャンヌもお気に入りです。
2巻の最後のほうに出てくる主人公トーキィ・トーイに対しての『ぺっしなさい!!』このシーン好きです。

「グレゴリーホラーショーアナザーワールド」 鈴木小波 原案イワタナオミ 講談社モーニングKC

グレゴリーホラーショー大好きなのですよ。
それがマンガになったわけです。コミックになるのひそかに待ってました。
いいですね。みなさん独特なキャラです。
キャサリンに追いかけられたら、私、本気で逃げます。
このラインナップは今年のベストと言うか、何となく記憶に残ってたのをあげてみました。 説明するとネタバレしそうなので、あえて省略してます。 私的に、読んだ後、じわ~り、じわ~りと『よかったな』と感じるのが好きですね。 『あー面白かったー!』バタムっ!と本を閉じて終わるマンガも爽快で好きです が、今年は『じわ~り』な傾向です。 ほかには、のだめYearな年でした。こんなにハマルとは! リボーンのスクアーロに惚れましたね、10年後格好良すぎです。 思い立ったらすぐに読めるように、好きなマンガは棚に入れているのですが、整 理してみたら物の見事にジャンプ一色になりました。 来年はどんなマンガに会えるか楽しみですね。

蒲地朋美 池尻流通センター所属コミックス担当

コミックス・ラノベ


「コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー」 たくま朋正 角川コミックス・エース

アニメ「コードギアス」が原作のコミック・・・なのですが、キャラクター・基本 設定をつかった別作品といっていいほど違う物語になっています。 実際自分も、読んでみてここまで違うのかと驚きました。

「お・り・が・み」 小林トモアキ 角川書店スニーカー文庫

表紙がメイドさんだったりしますが、実際は剣と魔法と銃と涙と笑いの物語で、メイド分は余りないです。 登場人物も一癖二癖は当たり前のひねくればかりで、主人公がそれに感化され黒くなっていくのがツボでした。
近況
最近時間が過ぎるのが速くなりました。今年一年振り返ってもあっという間でした。 理解・納得できない事件や物も増えたように感じ、年を取ったかと思ってしまいます。 出来るなら立派なナイスミドルになりたいものです。

阿部太一 池尻流通センター所属コミックス・ライトノベル担当

コミックス・ラノベ


「中央モノローグ線」 まんがライフオリジナル連載中。

中央線の各駅に住む、街の特徴を反映させた性格の女の子たちの生活風景、独り言。 いつもの正統ギャグとは路線が違い笑い控えめで、ふたりごと自由帳として出版された同人作品に近い作風です。 第一話のなのかさんの始発の話で上京して中野で一人暮らしを始めた頃を思い出しました。 今年の3月号からの連載なので単行本はまだ出ていませんが、発売を心待ちにしている作品です。

「FLIP FLAP」 とよ田みのる 講談社アフタヌーンKC

卒業式にあこがれの女の子に告白したらあるゲームセンターのピンボールマシンでとんでもないハイスコアを抜くことになりました。そんなお話。 ピンボールを題材にしたラブコメのはずですが、ラブコメ風ピンボール漫画が正しいと思います。
外国映画によく出てくる、場末の酒場でいい若者が夢中になってプレイしているのを見て何が面白いんだろうと思っていましたが、この漫画を読んでちょっと理解できた気がします。 相変わらず前向きな作風で、後半にかけてのテンションアップが読んでて気持ちいい作品です。

「Landreaall」 おがきちか 一迅社ZERO-SUMコミックス

12巻から13巻にかけてのアカデミー騎士団編の熱さは異常です。
この熱さに並べるのは近作ではワンピースのアラバスタ編ぐらいなものです。
年を跨いで継続中の作品を挙げる気は無かったのですが、圧倒的にこの作品は別格です。
有能すぎる主人公が不在の中、学園に突然襲い掛かる謎の生物に対し、団結して対抗する生徒たち。 概略だけならありがちなエピソードの中で描かれる登場人物たちの存在感はそれぞれが考えるだけでなく、 将来求められる社会的責任とそれを全うする能力を学ぶ為にこの学園にいるという現在求められている責任まで理解して行動しているからこそ出ているものでしょう。

番外編

「迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?」 林亮介 ソフトバンククリエイティブGA文庫

某迷宮探索RPGをイメージして書かれた小説ですが、もともとストーリーらしき物は殆どないゲームだったので内容は完全に作者の創作です。 キャラクターが死に易いことで有名なゲームでしたが、さらにこの作品は現代を舞台にしている以上蘇生呪文なんて便利な物は存在せず、探索者たちは伏線も無く突然死んでいき、その死が周りの人々に波紋を投げかけます。

「ある日ね、お店に来なくなるのよ。明らかに私のシフトにあわせて缶コーヒーを買いに来ていた人が。ホテルの前の自動販売機でも売ってる缶コーヒーを、これがなきゃ始まらんて言いながら買いに来てた人が来なくなるの。当然私たちは十分お金を稼いだので故郷に帰ったんだと思おうとするわ。あんなに通いつめておいて、故郷に錦を飾るのに私に一言の挨拶もないなんてひどいよねー、ってバイト仲間と笑ったりするのよ。――みんな涙目なんだけどね。それでおしまいにして私たちは忘れようとするわ。でも、ある時お店のお客さんの会話にその人の名前が出るのよ」

「過去形で」

迷宮街唯一のコンビニの店員さんのセリフです。

ちなみに作者様によると、この小説は恋愛小説だそうです。妥当なジャンル分けだと思います。
近況
今年はいつもにまして殺伐とした事件が身近な場所で起きることが多かった気がします。 2009年は穏やかな年になって欲しいものです。
自分の生活を振り返ると、去年の夏から延々と今年の秋まで暇があれば一つのゲームをプレイしていました。 それでもまだまだシロディールには知らないことが一杯です。
最近は核戦争後の世界で放射能に汚染された水を飲みながら巨大ゴキブリやグールと戯れています。

沢田圭治 池尻流通センター所属コミックス担当

高橋秀武「トクボウ 朝倉草平」


主人公の警察庁生活安全局特殊防犯課指導係の朝倉草平が法で捕まえることの出来ない悪人を”行政指導”の名の下に(やや過剰気味に)懲らしめていくお話し。
普段「あー、死にたい」が口癖のやる気の無い主人公が悪人(主人公は害虫と呼んでいる)を懲らしめる時のドSっぷりがツボです。
2008年について
今年は「ぬ~べ~」「フルーツバスケット」横山光輝「三国志」「キン肉マン」など長編漫画ばかり読んだ年でした。

樋口幸二郎 池尻流通センター所属コミックス担当

※この記事は2009年1月10日に掲載したものです。

お問い合わせ (営業時間:12:00~20:00)

まんだらけ中野店(詳しい店舗地図はこちら)
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15
TEL:03-3228-0007 / e-mail:nakano@mandarake.co.jp