「加州清光、扱いづらいけど、性能はいい感じってね」
新選組の沖田総司が使っていたとされる刀。愛想がよく綺麗な格好をしていれば主に可愛がってもらえると思っている、と公式には記載されている。
サービス開始以降、初期刀の中でも特に目立つ存在として各種のメディア化作品で中心的な存在として登場している。 個性的な初期刀の中では比較的常識的で、様々な本丸でもよくツッコミ役に成長した加州清光の存在を確認できる。
池田屋で折れて使い物にならなくなったという逸話が残されていたりすることから、負傷すると捨てられる可能性に怯える様を見せるなど繊細な一面も持つ。
赤く塗られたネイルや洒落っ気の強い衣装から乙女っぽい部分があるようにみせかけて、中身はバリバリの武闘派で戦闘時には多少ガラが悪くなる。そういったギャップも魅力のひとつで彼を初期刀に選んだ審神者からは「世界一可愛いよ」とよく言われている。
そんな彼は二次創作でも多くの刀剣男士との関わりが描かれている刀剣でもある。
公式にも新選組の隊士が持っていたとされる刀たちとは旧知の間柄として描かれており、特に同じ沖田総司の持ち刀であった大和守安定とは喧嘩しつつもお互いに大切に思っている描写が随所に見られる。
今回の特集ではサークルDalcRoseの沖田組中心の再録集のほか、2.5次元ミュージカル刀剣乱舞からブロマイド、缶バッジをご用意させていただいた。
また、前回の記事で紹介したサークルメメント、「はなむけ」においても初期刀として、あるいは一振りの刀剣男士としての加州清光のものがたりが収録されている。
どの本丸の加州清光も、可愛く、格好良く、美しい刀である。
担当(小幡)
福岡店 小幡