授業の入りとして、そもそも版権とは一体どういうものなのかを宮川さんの作成したレジュメと共に説明を受けました。 版権のない物をコピー品、無版権もの、海賊版など色々な言い方をしますが、どれも無許可で制作しているもののため、自分は今まであまり良い印象を持っていませんでした。
今回、宮川さんの授業で、数種類のソフビと超合金の中から、正規品とコピー品を見分ける方法を教えていただきました。
例えば、ソフビにの見分け方について今回宮川さんが用意した仮面ライダーの数種類のソフビの大きな違いとして正規品にあるはずの足裏の刻印がコピー品では何も書かれていなかったり本物と比べて作りが雑だったりという点がありました。 しかし中にはコピー品であっても足裏の刻印があるものがありかなり注意して見ないとわからない物などがありました。
また、超合金の見分け方については箱のプリントが正規品と比べるとにじんでいたり文字が潰れていたり、どこか箱に違和感があるものでした。 また、版権シールの部分のカタカナ部分がおかしいなど、こちらも注意して見ないと正規品と間違えてしまう物が多かったです。
実際に今回の授業に参加していたwebの内村さん、隈本さん、坂田で正規品とコピー品を見比べてみましたが、ソフビと超合金どちらも全て見分けることはでき ませんでした。 ベテランの岩田部長と木崎さんはどちらも違いがわかっていたようで、さすがといったところでした。
ソフビと超合金、どちらも正規品よりコピー品の方が価格が高い場合が多いようです。 その理由として、正規品を全て集め終わってしまったコレクターの方々がコピー品にも手を出し始めたことによって値段がどんどん上がっていったそうです。 また、作りがチープな感じなどが魅力の一つでもあり、仮面ライダーのコピー品のソフビは、当時とても話題になり新聞にも載ったそうです。
今回の授業は、コピー品というと良くないイメージを持っている人ばかりだけれども、おもちゃのコピー品はマイナスイメージがない物が多く、グレーだからこそ魅力な物が沢山ある。という授業でした。
坂田