




自分が生まれた時には販売されているものがあるもののあまり馴染みのない「シール」
シールの世界は自分が思っていたよりもディープな世界で、
当時子供だった大人たちが懐かしさや当時手に入れることができなかったものを改めて集めてそれを見て楽しむということがあり、
そういった理由でシールやカードの需要があるようです。
またダブルシールやトリプルシールといった、シールが重ね合わさっている「2コマ」漫画のようなシールも存在し、
そのシールの全貌を楽しむためには...!?という「剥がし方と戻し方」の授業を受けました。
授業では「ガムラツイスト」と「ラーメンばあ」のシールを実際に使用しながらの行われました。
シールそれぞれには剥がしやすい部分と剥がしにくい部分が存在し、
まずは剥がしやすい部分を指ではじきながら探します。
その後、汚れを残さないよう爪の裏で慎重にはがしながらシールを置き、シールの全貌を楽しみます。
(この時に思ったのは1枚目のシールがかっこよくても、2枚目のシールはあまりかっこよくないという不思議...)
その後、1枚目のシールを戻す作業に入りました。
コツらしいコツはないものの、なかなか難しくできた瞬間の達成感はなかなか味わうことのできない感動でした。
更に回数を重ねてスキルアップしていった生徒たちは難関の「トリプルシール」に挑みます。
一枚目を剥がした後、「これ本当に剥がしちゃっていいんですか!?」という声が出る中、三枚目のシールが登場。
あまり三枚目のシールを見る機会がないので興奮の声が。三枚目のイラストをひとしきり楽しみ、戻し作業に入ります。
ダブルシールとは違ってトリプルシールは少しのずれが全体の大きなずれにつながってしまうため、
かなり難しかったです。
またその他にもシールが未剥がしの状態でも完品美品ではない可能性や、
ブラックライトにあてることでイラストが濃く見えたりと奥深い世界を知ることができました。
田嶋先生は実際に買取に生かしながら買取を行っているそうです。
LIVE 石田