和田さん先生による「原画・動画の解説」は始まるやいなや辻中副社長のコレクションのお披露目となり、生徒一同どよめく波乱の幕開け。
「宮崎駿の描画がなぜ他と違うのか」というところを【ほぼ全部修正してる】修正原画などを見ながらやゲド戦記の階段シーンと長靴をはいた猫と比較例を出しながらの解説、金田伊功の原画などなど本当に貴重なものを実際に見ながら解説!
しかしながらアニメを見るときにキャラクターの体重移動や水のエフェクトなどに気をつけて見ていない!や「実際に気をつけながら観るとまた違った見え方もあるのかな〜」という声も。
また、セル画がどこから来るのか? など少しアンタッチャブルな話題も上がりましたが業界の事情にも詳しい和田さん、辻中副社長から出てくる答えに一同驚くばかりでした。
(本当にアンタッチャブルで言えない。
そんなアンタッチャブルな話題から「コレクションの中で一番高いセル画は?」という質問になるとナンバーワンは出てきませんでしたが「自分のコレクションというのはお金には換えられない価値が、<好き>がある!」という國澤さんのアシストから「お金ではなくロマンが大事なんだ!」というところに着地。
少ない時間でしたが実際に超一流の画を観ながら、豊富な知識、経験を持つ方々の話を聞いていると、アニメを観る時にどうして観るのか? 声優であれば演技?画であれば作画?はたまた演出、脚本、背景?などなどひとえにアニメと言ってもたくさんの工程を経て毎週の放送や劇場の公開に至っているその工程1つ1つ、または1枚1枚を見ながらという貴重な授業でつくづくアニメの観かたを考えさせられる時間となりました。
コミック 内村