1/12(土) 特撮純喫茶の話 第2回

自ら訪問した喫茶店コレクション。４年目に入った訪問先は700件を越える膨大な訪問記録。自らの足で訪れた純喫茶の訪問画像を使って様々なエピソードを交えて紹介してくれました。 ドリンクは大阪で古くからメニューにある(キューピット)を再現して提供される楽しみもプラスされます。 始めに今回のテーマの特撮を中心にロケ地として使われた所を店頭外観から許可が取れたところは内観まで含めて紹介。 残念ながらタイトルしか知らない作品も有りましたが喫茶店自体の魅力が勝り作品を知らなくても楽しめる解説に引き込まれていきます。 まとめて訪問するスケジュールから訪問先の場所毎に集中してしまいますが中には同日に訪れたとは思えない殆ど離れた場所もありアクティブな動きが見えてきます。 はじめはあまりにも膨大な訪問先の量だったのでネットから集めた画像かと勘違いしてしまうほどでしたがマスターとのやり取りや過去に使われていた二階のフロアーなど撮影させて頂ける迄のエピソードなど一つ一つのリアルさが数枚の画像だけからは到底想像できない濃い内容で、まるで自ら訪れた気分になれるほどの解説内容でした。 年配のオーナーが殆どで今の営業だけでは到底継続することが出来ないようなのんびりしたところが多かったですが過去にかなり儲かった蓄えで継続できる話もあり、使わなくなったはなれや二階席などがその頃の繁盛の凄さを伝えています。 また万博の頃の意匠を取り入れた装飾も多く古いながらも高級な店内は長い年月を経ても十分使用に耐えるもので、良いものを長く使う日本文化に沿った魅力的なものが次々と見ることが出来ました。

冬野さんの定休から水曜日に訪問が多かったとの事ですが喫茶店の定休は水曜日が多くこれだけの多くの訪問先にも関わらず開店に巡り会えるまで複数回訪れた場所もかなりあったとの事で重複分も含めると裕に千回を越えていることになります。
その時々の再訪問のエピソードも内容に厚みを増しておりこれだけあればシリーズものが作れるのではないかと思うほどです。

一回では到底見切れない内容で冬野さんの解説と相まって次の機会が待ち遠しいところでお開きと成りました。

次回もあれば是非聞いてみたいスクール内容です。

奥主