3月13日(水)ソドムスクール講師は、広報部の鍋島さんで「第3回つみプラ講座 機動戦士ガンダム『ジム』系モビルスーツ進化の過程についてプラモ製作を通じて学ぶ会」でした。

参加者は今回のレポートを担当したA、もはや常連のJさんとIさん、今回初参加のSさん、前回から参加のOさんです。
初代ジムからG-SAVIOUR登場のフリーダムまで宇宙世紀の機体を一枚絵に並べて大きさやデザインを見比べながら講義が始まりました。不釣り合いな重さや出力の設定に突っ込んだり各々持っている蘊蓄を発揮しながら作品世界の知識や機体の解釈について意見交換をしました。

スクリーンでG-SAVIOURを視聴しながらプラモデルの製作を開始しました。

鍋島さんは映像作品の解説をしながらVガンダム登場の1/144ジェムズガンを製作。
ランナーごとパーツを組み合わせる方式が懐かしいキットでした。


私Aはキットを4つ持ち込んだ内、HGUCのジム寒冷地仕様を組み立てた後、残り時間を見て89年製のジムコマンド宇宙仕様を選んで組み立てました。前2回、上半身のみで終了していましたがその経験を活かし、今回は2体とも完成させました。


JさんはHGUC陸戦型ジム。塗装、バーニアの金属パーツへの置き換え等工作をある程度終えた状態で持ち込み、リベット打ちとウェザリングを行い組み立て。プロレベルの作業を目の前で見せてもらえました。

SさんはHGUCのジムコマンド。ゲート処理の方法を周りと相談しながら丁寧に組み立てていました。


IさんはHGUCヅダをベースにコミック版IGLOO登場のゲム・カモフを製作。塗装をメインに作業を行っていましたが塗料が乾きづらく苦戦を強いられました。塗装材料の向き不向きなども皆で共有できました。


OさんはSEEDシリーズよりスローターダガー。時間内でバックパックまでしっかり組み立てを終えていました。唯一宇宙世紀ではない機体ですがジムのデザインの流れを受け継ぎ、ガンダムを語る上で賛否ある言い方かもしれませんが「悪役」の量産機ですよね。この講義にこのチョイスはなかなかです。


それぞれのアイデアで持ち寄ったジムを互に見せ合い製作していくことでジムへの理解を深め、イメージを広げていくことができました。
【おまけ】Jさんの作品、HGUC陸戦型ジム完成版




青山