
本日のソドムスクールは講師がジョナサンさん、生徒は水野さん・長島さん・柴田の3人でした。
そしてその内容は、なんとポーカー。いよいよ違法カジノでも始めるのか?と思いましたが、もちろんお金は賭けません。安全・安心が一番。
海外の方とのコミュニケーションでは同じ国の人同士以上に、言葉の問題が大きいから、共通の話題があるかどうかが非常に大きいわけで、今や日本のマンガ・アニメが、MANGA・ANIMEとして海外の方にも広く受け入れられ、海外のスタッフと話をする時に非常に助けになっているのは、まんだらけで働いて一番実感の大きいところです。
しかしその逆もしかり、私たち日本人が海外の文化や娯楽を知るということも、このグローバル社会では非常に大事なことではないでしょうか。
そんなカタいことを言っておきながら、映画・小説・マンガ・時にはバラエティー番組などでも見かける、タキシードやドレスに身を包んだ男女が、お酒を片手にチップというコインを求めて、トランプに興じるあのポーカーを教えて頂けるとなれば、講義に行かない、という選択肢があるのでしょうか?誰もは1度はギャンブラーの魅力にときめいたのではないでしょうか?
今回は、全世界的に知られている超メジャーなギャンブル/カードゲームであるポーカーの、特にカジノスタイルとされる「テキサスホールデム」ルールを指南していただきます。
ジョナサン先生は超親切設計の講義で、まずはカードの種類・役をモニターを使って解説。呼び名が日本独自のものも多数あり、その都度「へぇ」となることうけあいです。
そこから、いざ山札の中から選ばれた手札が、実際どの役で強さがどれくらいかをクイズ形式で出題。練習問題をキッチリこなして、こちらも着実にギャンブラーの階段を上っていきます。普段日本で慣れ親しまれるポーカーは、手札5枚を入れ替えながら遊ぶものなのですが、今回は手札2枚に対して全プレイヤーに共通の5枚が用意され、その合計7枚から、強い役として成立する5枚をプレイヤーが自由に選べる形式です。
ゲームの根幹のルールを把握しきったところで、いよいよこの「テキサスホールデム」ルールの肝となるベット、いわゆる賭け金のルール説明です。
実戦形式でありながら、全ての札をオープンにして、ゆっくりと流れを解説します。各ラウンド毎に参加費を支払いながら、参加費を基準として同額かそれ以上の賭け金を出し、相手の様子を伺います。自分の手札と表に出ている共通の札を確認しながらチップを出しますが、やはり初心者の私は精神面がチキンで、上乗せなんて行為には出れません。
ジョナサン先生は各ラウンド毎の賭け金の出し方の解説だけでなく、時折戦略の話もしてくれます。更にはお友達のエピソードも。残り金の少なさを逆手にとって、自分の手札を確認せずに、一気に全額を賭けることで、対戦相手を否応なくギャンブルステージへ乗せるスタイルとのこと。まさにギャンブラーな、破滅的な戦法を採った漢のお話でした。
全てを一通り終えいよいよ実戦。数ラウンドをこなします。日本版の手札入れ替え式だったら、自分の手札を強い役にするための戦略を考える方向でプレイしますが、この「テキサスホールデム」では、どんな役が揃うかは運に任せることになるため、戦略はむしろどんな役でも、自分と相手の状況をよく踏まえて、相手をダマし、ギャンブルから降ろす、またはあえてギャンブルのステージへ乗せることに重きを置きます。
そんな中進行を踏まえて、実はあえての不利なプレイをしていただいていたジョナサン先生。それを私と水野さんは見抜けなかったわけで・・・。
そんな中長島さんだけ、果敢に攻めます。実際にプレイする身からして、隣のプレイヤーの果敢な行動は、見ていてハラハラするし、事実「マジか!」と連呼しておりました。
最終的なチップの枚数は長島さん59・ジョナサン先生11・水野さん10・柴田0とまあ不甲斐ない結果に。ジョナサン先生は次回もやると宣言していたので、今度は賭けに対する肝を据えた状態で臨みたいと思います。






中野店 柴田