今回のソドムスクールでは新人歓迎会を兼ねた、うろ覚えでの絵を描くという企画をいたしました。
まずはそれぞれの簡単な自己紹介をしました。所属部署と好きなものが話題の中心になりました。実際にそれを口に出して相手に伝えると、やはり自身の好きなものや興味が強いものと自身が所属している部署に相関関係がある事に気付きました。自分はどんなことに今関心があるのか、自分の特性は何なのか、など自分のことを理解するときには自問自答だけでは不十分です。他者との交流の中での何気ない会話のなかには重要なエッセンスがかくれていたりするものです。自己を見つめなおす大変良い機会になったと思っています。
さて、実際にうろ覚え絵描き大会になりました。実際に書いてみると意外に難しいものです。頭の中で画像として記憶されていても実際に手を動かして描くとなると全く違うものに...
その後、これを企画してくださった田嶋さんから、この企画の裏テーマが提示されました。つまり、「味がある」ものには価値が付いてくると言うことです。その例としてビックリマンシールの始祖ジュラのパチシールがあげられました。実際にまんだらけで販売している画像がインターネット上に表示されていたのですが、かなり高値での販売価格になっています。パチシールはいわゆる偽者になります。しかし数十年経った今「味がある」としてマニアに人気になり、高い価値が付いています。他にもポケモンカードのビンテージモノを見てその背景を聴くと、カード一枚でも相当な額の価値が付くのです。
一見価値のない、変なものと認識されるものでも時が経ち、「味がある」という付加価値が付くこともあります。これは芸術作品にも多くいえることです。画家のゴッホは生前その作品の多くが日の目を見なかったといわれています。しかし彼の死後、作品が高く評価されました。この時間が作り出す「味」というものはビンテージモノにとって特に重要なものになります。その重要且つ根幹的な価値を学ぶには大変良い機会だったように思います。


うろ覚えイ●ラちゃん




うろ覚え一休●ん



うろ覚え子●きじじい




うろ覚えショッ●ー




うろ覚え鉄●28号



うろ覚えハ●坊



うろ覚えブー●ー



うろ覚え●ム




花守