藤子不二雄Aの「笑ゥせぇるすまん」のアニメを、1989年~92年に放映されたものと2017年に放映されたものとで見比べてみるという企画でした。
喪黒福造という謎のセールスマンが「あなたのココロのスキマを埋めてあげる」といって、条件つきで人々の欲望を叶えてやるが、人々は欲望に負けて喪黒との約束を破り、破滅に追い込まれていくブラックユーモア作品です。
私が見たことがあるのは90年代のバージョンだった為、初めて2017年のものを視聴しました。
今回見た作品は、90年代のものは「ケーフィア」「見おろす男」「老顔若体」「迷う男」「温泉奇行」「椅子男」、2017年のものは「日曜クラブ」「捨てちゃう女」等です。
90年代では、「ケーフィア」で栄養ドリンクや健康食品ブームが出てきたり、2017年のものでは「捨てちゃう女」で断捨離に取り憑かれた女が出てきたりと、どちらもその時の流行が扱われているのが面白かったです。
90年代の作品には、今では放映できないような残酷なシーンや下ネタも入っていて、今見ると新鮮な印象があります。
全体的に2017年の方があっさりしていて、90年代の方が不気味な雰囲気を強調しているようでした。
作画も双方で違ったテイストがあり、2017年のものは90年代のものをリスペクトしつつ現代に合わせたくっきりとした色使い、90年代のものはデジタルではなくセル画で制作されていて、今ではあまり見られない光の点滅描写も多く見られました。
時代によってアニメの制作方法の違いが感じられました。
今回見比べたことによって、自分が生まれた当時に制作されたアニメ作品が全く古びた感じではなく、かえって新鮮に感じられて面白かったです。
今後も、普段自分が見ていなかった作品も含め様々な作品に触れて、知識や感性等を磨いていきたいと思います。
研修 村岡
喪黒福造という謎のセールスマンが「あなたのココロのスキマを埋めてあげる」といって、条件つきで人々の欲望を叶えてやるが、人々は欲望に負けて喪黒との約束を破り、破滅に追い込まれていくブラックユーモア作品です。
私が見たことがあるのは90年代のバージョンだった為、初めて2017年のものを視聴しました。
今回見た作品は、90年代のものは「ケーフィア」「見おろす男」「老顔若体」「迷う男」「温泉奇行」「椅子男」、2017年のものは「日曜クラブ」「捨てちゃう女」等です。
90年代では、「ケーフィア」で栄養ドリンクや健康食品ブームが出てきたり、2017年のものでは「捨てちゃう女」で断捨離に取り憑かれた女が出てきたりと、どちらもその時の流行が扱われているのが面白かったです。
90年代の作品には、今では放映できないような残酷なシーンや下ネタも入っていて、今見ると新鮮な印象があります。
全体的に2017年の方があっさりしていて、90年代の方が不気味な雰囲気を強調しているようでした。
作画も双方で違ったテイストがあり、2017年のものは90年代のものをリスペクトしつつ現代に合わせたくっきりとした色使い、90年代のものはデジタルではなくセル画で制作されていて、今ではあまり見られない光の点滅描写も多く見られました。
時代によってアニメの制作方法の違いが感じられました。
今回見比べたことによって、自分が生まれた当時に制作されたアニメ作品が全く古びた感じではなく、かえって新鮮に感じられて面白かったです。
今後も、普段自分が見ていなかった作品も含め様々な作品に触れて、知識や感性等を磨いていきたいと思います。
研修 村岡