こんにちは!サーラの樋口です。
今回のオススメ漫画は、自分の好きな日本一熱い漫画家「島本和彦」先生の新・吼えろペンの幻の最終回収録の単行本のお話です。
「吼えろペン サンデーGXコミックス 10YEAR'S CHRONICLE」(島本和彦)
「新・吼えろペン」最終回ですが全11巻の単行本に収録されている話の他に、一度は編集にOKを貰っていながらも諸事情によりボツになってしまった幻の最終話があり
こちらが今回紹介の10周年クロニクル版に収録されています。
ボツとなった経緯ですが
「ヤングサンデー」の休刊の連絡があり
「この件を― ネタに使っていいでしょうか!?」
転んでもタダでは起き上がらない!流石です!
「当事者でなくては描いたら不謹慎なことも・・・」
「俺自身 被害者だから全然大丈夫だと思われるし!!」
↓
一度は担当編集からOKも貰え、作画に入った2日後、編集長より突然の連絡が・・・
まさかの全ボツに・・・
〆切ギリギリで新たにネームを各必要があり、
最終回は主人公「炎尾燃」がカッコイイ主人公として描かれた話がボツとなってしまったので
まったく反対のカッコ悪い最終回にしてみるのはどうだ!?
という経緯で発表、単行本に収録された最終回。賛否両論あり単行本の最後には各方面からの最終回に向けてのメッセージが掲載されるほどに。
単行本のあの終わり方に納得できなかったファンには是非読んでいただきたい作品です。
なお今回、ご紹介の本のほかにも
「熱血時代-アオイホノオからの30年-」
こちらにも幻の最終回が収録されています。(ただし、今回ご紹介部分の「超過激暴露マンガ リアル吼えろペン」はダイジェストでの紹介となっています。
作品解説や島本先生のロングインタビュー、デビュー前未発表作品「戦え!!トータス1号」が収録されておりこちらもオススメです!
サーラ 樋口
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