ラノベとゲームとツンデレ好きな松下です。担当はライトノベルですが、刊行数が増えすぎたラノベには少々食傷気味。
とはいえ、まだまだラノベも捨てたもんじゃないぞ!
という事で、今回はラノベのコミカライズから色々紹介していきます。
まずは第一回という事で鉄板中の鉄板。「とらドラ!」です。
ああ、とらドラか、と思った人、改めて思い返して頂きたい。
このとらドラ!キャラクター、ストーリー全てがまとまっている作品で、しかも原作ノベル、漫画、アニメ全ての評価が高い珍しい作品なのです。
この手の物を嫌と言うほど見てきた自分が文句なく押せる作品!
特にアニメだけを見た人、原作だけを読んだ人は、ちょっと待ってください!
漫画版はチェックしましたか?漫画版はキャラクターの可愛さが引き立っていま
す。例えば、大河の告白シーンです。左がラノベ、右が漫画です。

文章でもドキドキしますが漫画版は大河の表情からしてドキドキします。絶叫先生の描くキャラはとにかく可愛らしい。
それが力いっぱい描かれているので、原作好きなら尚更漫画版もチェックしてみ
て下さい。
さて、とらドラといえば、登場人物のリアルな心象表現ですが、正直、痛い所もいっぱい突いてきます。
例えば、下のシーンは
大河の父親との確執のシーンでの竜児と実乃梨の喧嘩。
この時竜児は実乃梨の事が好きなんですが、大河の為に本気で言い争いをします。
そう、竜児が実乃梨の事を好きなのを知っている大河が引いてしまうほどに・・・
登場人物は全てが熱く、本気で怒り、本気で泣きます。毎巻で2回以上は誰かが泣いてます。漫画ではまだ描かれていませんが、女の子同士で殴り合いもします。
当時、原作を読んでいた自分は力が入りすぎて隣にいた友人に手が震えてるよと言われた事もあります。
それほど濃縮された内容だったのです。
とは言え、勿論そういうシーンばかりではありません。ほのぼのするシーンも笑えるシーンも沢山あります。
元々、とらドラはパロディが多いことで有名ですしね。
あと、漫画でお勧めなのが、限定版です。2巻と6巻が小冊子付きなんですが、自分が押したいのは2巻。
多くの漫画家さんや小説家たちがイラストや漫画を寄せてます。

左は蒼樹うめ先生のイラスト、右は田中ロミオ氏の小説です。
特に田中ロミオ氏の小説は川嶋 亜美の掴みどころのない部分を良く表わしていて面白いです。
他にもパロディ始めぎっしりつまった小冊子。これを見れば、この作品が、どれだけ愛されているか分かります。
という訳で、とらドラ!でした。まだまだ語りたいシーン満載なんですが、キリがないので区切ります。
ホントはアニメとの相違辺りも書きたかったのですが、何せ、この漫画版まだ、完結してませんからね!
連載開始が2007年ですから、そろそろお願いします。絶叫先生!
とはいえ、アニメと原作が若干違ったように、漫画版がどうオリジナリティを混ぜてくるのか、非常に楽しみ。
自分はゆっくり待とうと思います。
(松下)
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