うだるような暑さ!不快指数もぐんぐんと高くなってゆく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
ザ・全裸うめだ店山崎です、今回紹介するコミックは......
ザ・全裸うめだ店山崎です、今回紹介するコミックは......

学級王ヤマザキ/樫本学ヴ
90年代中期から00年代頃に月刊コロコロコミックで連載された、強烈な下ネタが特徴的な小学生大喜びな作品。 ジャスト世代だった自分もそんな小学生の一人でした。 それに加え、苗字が同じ(厳密には:僕は山崎/やまさき、なのですが置いといて)ということもあって人一倍この作品には思い入れがあります。 この作品のせいでイジられた経験があってヤだなという全国の山崎は多いと思うのですが、あきらめましょう......。 この苗字である限り、学級王で、春のパン祭 りで、デデーンアウトで、くるぅ~っ↑なのですから。
これが崇高なお話なら違ったのでしょうが、とにかく上記した通り下ネタが多い。



親父ギャグと連発される下ネタ......今思うとなぜ笑えていたのか。
タイムリーにも、最近ネット記事で「出版不況なのに、『コロコロコミック』が80万部も売れているヒミツ」という記事がありまして、これが非常におもしろかったので一読をおすすめします。
一部を要約して書き出すと
・現編集長和田誠さんとの対談にて:"小学校4~6年生の男の子は女の子とくらべても成長が遅く、早期におしゃれや恋愛に興味を示す女の子と違って、男の子は「うんこ」
「ちんちん」が登場すると大喜びする。時代が変わろうとも、傾向は変わ らず編集部ではこのことを『うんこ・ちんちん原理主義』と呼んでいる"
う、うんこ・ちんちん原理主義???(笑)
すでに大喜びな自分がいたのですが、記事を読み進めて行くとその本質やコロコロコミックという懐の大きさに感銘を受けました。
ついこの間まで読んでいたコロコロコミック。しかしある日突然読まなくなる日が来る......うんこやちんちんやゲームやオモチャが好きだった人達は、いずれオシャレや音楽や恋愛へと興味の対象を変え成長しコロコロを巣立ってゆく。 いつコロコロコミックを読まなくなったか?という問いに、気が付いたら...という回答が多いと思います。僕も中学校に上がるころには別の雑誌に移っていたと何となく記憶しています。
コロコロコミックは卒業生を追わず、新しい読者のためにひたすらうんこ・ちんちんで楽しませる。 20年以上経った今、改めてコロコロコミックという小学生の花園で遠い過去の自分の姿を見た気分がしました。そして、コロコロコミックを卒業してしまった兄貴達の雑誌:月刊コロコロコミックアニキの夏号にて"学級王ヤマザキ"の完全復活!!

しかも連載!!

巻頭カラー、1巻と同じく黄色をバックになじみのキャラクターは胸熱。
ヤマザキの連載が終了し、コロッケ、ガリレオと連載を続けてきた樫本学ヴ先生ですが、当時の絵柄(学級王ヤマザキの中期~)の絵柄を完全に再現!!

まさにその通りで、一読者、ファンとしても懐かしさと当時の再現度に感動しました。
まだ書店に行けば夏号は売っていると思うので当時を知るコロコロキッズは買いです。
毎月15日がまた楽しみになる事が約束された今、怖いものはない!!
現在まんだらけでは、「学級王ヤマザキ」は枯渇中(汗)
絶賛買取中ですのでおまちしております!
樫本学ヴ先生の作品はURLからもお求めいただけます。
うめだ店 山崎