こんにちは、北国からの第2のショウネンスタッフ、中谷です。マイブームはプリパラです。てんしいちごコーデみたいなわかりやすい可愛らしさも大好きなんですが、性格はアッパー系ではないのでダウナーな漫画も大好きです。絵面とギャップがある面白い漫画や、読んでて落ち着く漫画を紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
今年も冬がやってきましたね...北海道はこの季節、連日の曇り空と雪かきで憂鬱になるので気持ちがよく馴染む暗い漫画を読みたくなります。
雪との生活がイマイチ想像出来ない方は
高橋しん「きみのカケラ」
をどうぞ。道民(ウィンタースポーツ楽しまない勢)の雪に感じている絶望感をファンタジーにしてお伝えします。
今回の心安らぐダウナー漫画はこちら
黄島点心 『口寄せ蓮治捕物帖』
オウムに口寄せができる蓮司君が、400万円を握りしめお父さんを探す旅に出ますが、出会うのはこれまた因果を背負った人たちばかり…
初めて口寄せした人物が蓮治の力を借りて喋るシーン。「周波数が合った」っていう表現がお気に入りです。
蓮司君のお母さんから滲み出る色気とダメ女臭
3話 金魚屋の玉子さん。こちらもなかなかの後ろ姿
幸薄い女やほの暗い雰囲気を得意とする作家は多いですが、この先生も凄いです。不幸オーラ出まくりの佇まい...!この作品の後に描いた『甘露に片思い』
もなかなかです。
主人公甘露ちゃんの薄幸の美少女具合に磨きがかかっています。
その甘露ちゃんにホの字の雨郎くん
私が読んだ漫画の中でこの告白シーンがすごい歴代第1位。
嵐の表現、大粒の雨、飛び散る泥水と鼻水と涙、はっきりと描かれた右手にどうしようもできない
悲哀と憎しみがビシビシ伝わってきます。
この後雨郎くんは甘露ちゃんの人面瘡になるのです...
他にも イケメンならぬイケニャンがお相手『猫のホストクラブ』
黄島作品の中では動物最多出演の『くままごと』
もどうぞ!
それではまた次回、ごきげんよう。
《 今回紹介した作品の通信販売&買取情報はこちら! 》
講談社 高橋しん「きみのカケラ」はこちら。
竹書房 黄島点心 「口寄せ蓮治捕物帖」はこちらから。
双葉社 黄島点心「甘露に片思い」はこちらから。
集英社 黄島点心「猫のホストクラブ」はこちらから。
徳間書店 黄島点心「くままごと」はこちらから。






札幌店 中谷