昨年に続きアイスクリームガーデンより、伊藤重夫作品がクラウドファンディングで
出版されます。何とも喜ばしい事です。
元々、「踊るミシン青版」がクラウドファンディングで単行本を出すきっかけとなったのが、
こちらの2冊になります。市場価格の高騰と共に復刊の声が高まり、プロジェクトが始動したみたいです。
そのオリジナル版ともいうべき
北冬書房「踊るミシン」
跋折羅社「チョコレートスフィンクス考」
を出します。
復刻版が出版されても、オリジナルの人気は不動。
表紙のデザインが超絶素晴らしいです。
伊藤重夫という作家の作品性と時代性を見事に内包して切り取ったポップなデザインに心惹かれます。
そして、「チョコレートスフィンクス考」の帯文が最高にカッコイイ☆
「虚空よふれ。劇画はニジムだけでいい。」
「水蒸気が立ちこめたなら、それが伊藤重夫だ。」
こんなクールでイカしたフレーズ逆立ちしても思いつきません。
僕にとっての劇画とは空間(空白)恐怖症的な病的な描きこみによる、黒々しさが劇画だと思っていました。
「虚空よさけべ。劇画にクウハクはいらない。」
「雑誌を読む指が黒くなったなら、それがふくしま政美だ。」
脱線してしまいました...
こちらの商品は7月7日12時より少年コミックコーナーのショーケースにてお出しします。取置きは受け付けておりません。ご了承下さい。
皆様のご来店お待ちしております。
札幌店 田村