永井豪 ハレンチ学園のご紹介です
ハレンチ学園ではその名の通りハレンチ行為まみれの学校ではあるのですが、その表現にはハラスメントをあえて大げさに描き、こんなことをする人間なんているはずが無いと読者に思わせることで逆説的に日常の行為への反省を促しており、当時の教師という役職へのメッセージ性が感じられます。
そして第一部終盤のハレンチ戦争では現実で起こった永井豪とPTA,教育委員会の対立を逆手にとり書かれたものなのですが、その内容としてはどちらの陣営もただ傷つき倒れていく激しい展開となっています。
激しい批判のなか促した反省も理想に教師像を崩されたくない教育指導者にかき消されそうという時に、ならお互いが無駄死にするだけだとここでも痛烈なアンサーを返します。
少し下品なギャグ漫画にみせかけて教師や学校への問題提起から始まり世の批判にも自身の考えをぶつけ、読む人へまっすぐな姿勢で自らの意思を表現しきったすさまじい作品です。ぜひご一読されてみてはいかが出しょうか。
状態は①帯ヤブレとなっています。
コチラの商品4月7日（金）店頭にて販売展示開始します
ご来店お待ちしてます
札幌店 串
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