2017年は映画化もした、なんかよくわからないけど、カッコいいSF。
東亜重工という単語が最初に出てきた作品です。その時々で役割は違えど、シドニアなどにも登場する東亜重工も注目したいところ。
BLAME! に関して特にオススメなのが、ダークファンタジーならぬ、ダークSFという、人類に微塵も優しくないAI及び機械の支配力、圧倒的な力に太刀打ちする霧亥という不死身の男の繰り広げるガン・アクションシーン。
敵である珪素生物やセーフガード達からの人間の扱いが家畜や虫のようにひどい有り様にされていきます。
ひどいですね。
全く今の人間と機械の立場は逆転されていて、近年AIが進歩し始め学習していくと弐瓶作品のような退廃SFのようになってしまうのかも......。
と、思わず考えさせられるようなリアリティが混ざりつつ、基本は脳を空っぽにしてカッコいいメカやバトルを楽しめます。
人体をモチーフにした電線の塊など見ていてワクワクします。
映画版も原作リスペクトを堪能できてオススメですが、原作でしか味わえない唯一無二の世界観を味わっていただきたいです。
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北國
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