ドーモ、SAHRAの阿部です。
今回紹介しますのはカルロ・ゼンさん原作「幼女戦記」...は以前にも紹介しましたが今回はコミック版を紹介します。
作画をされているのは東條チカさん。幼女戦記以外では「コードギアス 双貌のオズ」を書かれています。
この幼女戦記という作品事態については簡単に説明すると現代日本でとある会社の人事部に勤める主人公は出世欲が強く他者の気持ちを慮る事に欠けたため、自身がリストラを勧告し恨まれた相手に駅で線路に落とされ死亡。通称「謎の存在X」により第一次世界大戦勃発前、ドイツに似た国、ただ魔法のある異世界に孤児の女幼女として転生させられます。
時代も性別も変わりましたが正確は変わらず。目的は出世と自己保身。戦争の時代ゆえただ徴兵されれば兵卒として危険な為に士官として参加するよう動き見事士官学校に入学・卒業し戦争へ...
目標は安全な後方でエリートコース、ですが良かれと思い行動したことが裏目裏目となり危険な前線を離れられず...
また一部の人には危険人物扱いされてしまうことに。
主人公は都度都度に「どうしてこうなった」と嘆きますが周りの勘違いの原因には思い至らず積み重なっていくというのも見所の一つです。
このコミカライズ作品の特徴としてはとにかく刊行が早いです。
2016年12月に1巻が発売、つい先日9巻が発売...1年半の間に9冊もでているのです。掲載誌はコンプエース、月刊誌だというのにです。
作品としてはですが、一言で言えば濃いです。アニメが原作3巻の後半あたりまで描かれましたがコミックは原作2巻の後半に入るかというあたり。最新9巻で原作2巻半ばという贅沢な展開。アニメでは端折られていた部分も丁寧に、しっかりと説明まで添えられていたりもするので解りやすいです。
ただ少しあるとすればキャラクターデザイン。幼女戦記には現状原作・アニメ・コミックの3つがありますが製作時期からかそれぞれでキャラクターデザインの合一あまり図られていないところがあります。
原作小説から入った人は元が小説でイラストが付いているキャラ事態少ないのであまり違和感は無いかもですがアニメ、またはコミックから入ると混乱するかもしれません。
コミック版は原作にイラストのあるキャラはそれを元に、アニメでデザインされたキャラはそれを元にとしていますが連載開始が2016年6月。アニメが2017年1月なのでやはりアニメとデザインが違うキャラも多いです。
この下のコマで嘔吐している美少女、アニメでは一部でムーミンといわれるような感じなのです...
何にせよコミック版「幼女戦記」。作画の担当さんの原作読み込み具合、愛をとても感じるおすすめ作品です。如何でしょうか?
サーラ 阿部
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