どーも、この世で誰が一番好き?と聞かれたら真っ先に"自分!"と答えるナルシスト全開の金井です。
この頃アニメ昭和元禄落語心中を見て完全にハマってしまい、深夜2時家から全力疾走で閉店間際のTSUTAYAに滑り込みセーフでコミックを全巻大人買いしてしまいました。
自分、好きなったものにすぐに影響される性格でして今は「てやんでい」とか「べらぼうめ」「まっぴらごめん」などそのキャラクターが日常会話で使っている言葉を私生活で使う言葉のボキャブラリーの中に無理矢理組み込んで新たな自分らしさを見つけてみたりしています。
友人からはすぐに流行に流されるとか笑われますが自分はそれでいいと思っております。
なんともわかりやすく単純な人間なのです。
まあそのような事を含めまして見ていただきたいのがこちら
え、何?と思う方も大勢いらっしゃると思います。これ私の小学校の卒業文集です。お題は将来の夢。もう凄いですよね。小6の時から中2全開。影響されすぎてて笑えてきます。
これ何に影響されたかわかります?
ロボット工学。鉄人28剛。猫をサイボーグにする。
そうなんです。コミックボンボンで連載されてました。
サイボーグクロちゃんです!
この頃新装版も発売されましたよね~。
腹のドアを開くと明らかに収納不可能だろ!と思えるガトリングやソードなど武器が出てくるのには憧れました。
時に1999年ラブひなの浦島景太郎と成瀬川なるがやっとこさ東大に合格したこの年、私は将来ロボット工学を学び一流企業に就職する夢を描く12歳児でした。まあそんなクッソ生意気なガキを魅了したエピソードがこちらです。
剛とミーくんの過去話。ミーくん誕生秘話ってヤツですね。
ミーくんがまだ生身の体の時の話。まずはじめに親猫がミーくんを庇いながら謎の怪物と対峙し,ミーくんを逃した後殺されてしまいます。その後、命からがら逃げてきたミーくんは大学生の剛万太郎とその相棒鉄人28剛と出会います。
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剛は大学の学費が払えず中退し家も追い出されてしまい河川敷に小屋を建て貧乏ながら一緒に幸せな生活を送ります。
そんなある時、剛と同じ大学で遺伝子工学科の学友が現れます。そいつがいつも連れている犬のパトラッシュ、そうこいつこそミーくんの母親を殺した宿敵怪物の正体。遺伝子改造犬だったのです。
そこでミーくんは剛に黙って鉄人と復習を挑みかかるのですが返り討ちにされてしまい、四肢をもがれ死の一歩手前の状態で剛に発見されます。そこで剛は神に背き悪魔と手を結びミーくんをサイボーグにして蘇らせます。そしてパトラッシュを倒します。
猫が好きで家でも10匹以上飼っていたこの頃、やはり動物には寿命があるわけでその死を受け止めきれない自分としてはこのエピソードに子供なりに革命的何か熱いものを感じたのでしょう。
話は戻りますがその後、剛とミーくんは怪我をしている野良猫達の世話をしながら河川敷に住んでいたのですが、住民から冷たい目で見られ、謎の動物実験をしているのではないかとありもしない疑いをかけられ、退去命令が下されます。
また、剛を庇い出てきたミーくんを見て、言葉を喋る猫だの犬を引き裂いているのを見ただの罵声を浴びせられ拒絶されます。そして最後には小屋にいる猫全てが何らかの改造がされているのではと思われ剛達が買い物に行っている間に火をつけられてしまいます。戻ってきた二人は人への憎しみとこの世界への怒りで世界征服をすることを決意します。
しかし、クロちゃんと出会い気づくのです。
世界征服をしても新たな壁を作るだけなのだと。
あいつは支配もしなけりゃ支配もされない、つまり壁がないのだと。気づくのです。
このエピソードはコミックボンボンのページが破れるまで何度もなんども繰り返し読んだことを覚えています。
今読み返してみると感じ方が違ったり、ああそう言うことだったのか…など子供の頃には理解できなかったところもあったりします。懐かしさの中に新たな発見、エピソードの重み、作者が何を伝えようとしていたのか今一度読んで感じてほしいと改めて思いました。
まああれから時は流れ16年後の今現在、夢は叶わなかったわけですが、それでもその感動を忘れることなくちゃんと今も自分の一部となっている作品。
ゆえに自分を好きでい続けることが作品へのエールであり、自分なりの愛だと思うわけなんです。
(中野店/金井)
中野店 金井
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