志村貴子さんの単行本未収録作品
ちょっと足りないものもありますが、集めて見ました。
こうやって一同に集めて読んでみると、
あらためてこの雑誌の中では異端な存在。
絵はのちの志村貴子さんの絵とは少し異なるものの、
登場人物のかわいい雰囲気や男性女性関係なく展開していくかんじはすでに健在です。
「ぼくの好きな先生」(志村貴子名義) 4ページ読切
外伝 1993秋 COMICパピポ外伝11月号増刊
掲載されているほかの漫画とは全く違う空気感
先生かわいい
「ぼくの好きな先生」(志村貴子名義) 4ページ読切
外伝 1994冬 COMICパピポ2月号増刊
「青春劇場」(東京堂えるえる名義) 4ページ読切
外伝 1994春 COMICパピポ外伝5月号増刊
「殺したい程キミがすき」(東京堂えるえる名義) 4ページ読切
COMICハピポ外伝 vol.9 1994年7月号増刊
「SUMMER VACATION」(東京堂えるえる名義) 8ページ読切
龍炎狼牙SP COMICパピポ特別編集 1994年
「楽園に行こう」(東京堂えるえる名義) 4ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.10 1994年9月号増刊
「おかしな2人」(東京堂えるえる名義) 4ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.11 1994年11月号増刊
「おもしろい女」(東京堂えるえる名義) 8ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.12 1995年1月号増刊
「WE/ARE」(東京堂えるえる名義) 6ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.13 1995年3月号増刊
女の子だと思ってスカウトしたら男だったと、
志村貴子さんらしい作品
「逃げ。」(東京堂えるえる名義) 8ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.14 1995年5月号増刊
マンガのネタが全然浮かばないんです
と天使に悩みを打ち明け
Hな本なんだからHなマンガ描いたら?
それはちょっと私のポリシーに・・・
と本音そのままマンガに描いてておもしろい。
最後も、いつ首チョンパされてもおかしくない身の上って書いてるし
「おいにい」(東京堂えるえる名義) 8ページ読切
COMICパピポ外伝 vol.15 1995年7月号増刊
けっこうしっかりエロ漫画を描いてる。
ちゃんと成年漫画らしいエロ描写を描いているのはこれがはじめて。
前号の「逃げ。」の反動で描かざるをえなかったのか...
「いかんともしがたい姉弟」(東京堂えるえる名義) 12ページ読切
COMIC ZIP NO.3 1995年
弟がかわいい。
明らかに他の漫画とは異なる少女漫画のような雰囲気。
「禁じられた遊び」(東京堂えるえる名義) 16ページ読切
COMIC ZIP NO.5 1995年
友だちからアルバイトの誘い。
その友だちの弟の家庭教師かと思いきやSEXの相手というはなし。
少女漫画のような雑誌の中では異端の雰囲気は引き続きあるものの、
これもしっかりエロ描写あります。ページ数も今まで一番多い。
弟がかわいいのが志村貴子さんらしい。
「ストリートファイターⅢ 4コマ決定版」1997年7月10日発行
4コマ4つ。全部で4ページ。
この1997年12月から「敷居の住人」の連載始まるのでその少し前の漫画。
こういう仕事も行ってたんですね。
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「ぼくは、おんなのこ」のなかがきにこのあたりのデビュー前夜のことを少し描いています。
興味深い内容で、全てをさらけ出す潔さというか、志村貴子さんの強さを感じます。
コンプレックス 竹下