辻中さんから「アルプス1泊で最高のところ調べておいてくれ」と言われたところから、今まで弾丸特急のような日帰り登山しかしていない自分たちの初の1泊2日登山の計画が始まりました。
まず最初は表銀座に行きたい。
燕岳からの稜線の風景は破壊力がありすぎてずっと脳裡に残っていました。
槍ヶ岳は自分たちのレベルを上げて登山部のみんなで行きたいので、燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳のコース計画し、辻中さんに小山さん、大庭さん加わり、そして自分竹下の4人で行ってきました。
赤線:計画していたルート 青線:実際のルート
↓ 0.5km
13:05 第1ベンチ(1668m)
(13:15まで休憩)
↓ 0.4km
13:35 第2ベンチ(1831m)
↓ 0.7km
13:55 第3ベンチ(約2000m)
(14:15まで休憩)
↓ 0.4km
14:40 富士見ベンチ(約2200m)
↓ 0.5km
15:00 合戦小屋(2370m)
(15:20まで休憩)
↓ 0.3km
15:35 合戦山(2489m)
↓ 1.1km
16:15 燕山荘(2712m)
(16:25まで休憩)
↓ 1km
16:55 燕岳(2763m)
↓ 0.5km
17:10 北燕岳(2723m) ↓ 1.5㎞ 17:45 燕山荘(2712m)
↓ 2.3km
5:35 大下りの頭(2660m)
↓ 2.3km
7:05 小林喜作レリーフ(2680m)
↓ 0.5km
7:45 大天井荘(2875m)
↓ 0.3km
7:55 大天井岳(2922m)
↓ 0.3㎞
8:05 大天井荘(2875m)
(8:15まで休憩)
↓ 4.4㎞
10:25 常念小屋(2450m)
(10:45まで休憩)
↓ 5.5㎞
12:50 一ノ沢登山口(1323m)
7:30新宿駅発のあずさ3号で穂高駅へ。
穂高駅が木でできていて何とも風情があって良かったのでここで最初の集合写真をパシャリ。
駅すぐ近くのそば屋一休庵にて昼食です。
古民家風のつくりも洒落ています。
みんな注文はアルプスわさびそば。
サイドメニューで頼んだきのこや天ぷらがうまい。
メニューにはなかった岩魚の天ぷらを作ってくれて、それが特においしかったです。
そばもうまかった~
食事後は駅まで戻って安曇野タクシーにて燕岳登山口の中房温泉まで向かいました。
このたまたま乗ったタクシーがかなり年季の入った車で、運転手もなかなかに個性の強い方。
運転だけは自信あるんや、まだまだ若いもんには負けんでと、峠道でギアを変えては車もウォーンとうなりをあげて進んでいきます。
僕たちを登山口でおろしたあともすぐに、バスを待っていた登山客にバス料金で乗っけてやるでと言って声をかけのせていました。
燕岳自体は去年登山部で一度登っているので自分と辻中さんは経験済み。
大庭さんはその頃登山部に参加していなかったので初めてなのは分かっていたのですが、意外だったのは小山さんが燕岳登ったときは参加しておらず今回初めてということ。
小山さんは登山部いつもいるので不参加の時があったというイメージがなく驚きました。
それもあってか移動中10秒以内に眠りおちる小山さんが今回は全く寝てませんでした。
初日はゆとりのあるスケジュールなので、ゆったりとしたペースで進んでいきます。
第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと合戦小屋までほぼ等間隔に休憩スポットがあることもあり登りやすい。
北アルプス3大急登と言われていますが、そうかな?と思うくらい登りやすいです。
でかいので2つ頼んでそれぞれ半分ずつに。
横に木工用ボンドが置いてあるのは、他の陽気な登山客からのボケがあったのでちょっとした愛嬌です。
みな一様に真っ黒にやけて一見して登りまくってるなという雰囲気。
このあと燕山荘でも会うのですが、あっスイカ隊だとその度に陽気に声かけてくれました。
このスイカもうまい、山で食べるというのがまた格別です。
気持ちがいい。
いたるところに花も咲いています。
山の上に見える燕山荘がまたかっこ良く、何とも品があります。
燕山荘へ到着。
荷物を置いて、受付すませてから燕岳へ向かいました。
白い砂にところどころ赤くなった緑のハイマツ、そして岩のコントラストが素晴らしい。
小山さん、大庭さんは特にペースがゆったり・・・満喫しています。
コマクサがいっぱい咲いている。
辻中さん、小山さん、大庭さん3人。
どこを見ているのか・・・
みな一様に遠くをみつつたそがれています。
めがね岩の集合写真では辻中さん指示のめがねポーズ、みな頭の上で○。
燕岳頂上で集合写真、あとから登山客が絶えずやってくるのでサクサクとっていきます。
この次に登ってきた女性は72歳で以前登ったのは42年前!
その女性の写真を自分撮ったのですが、ビューティフルにとってねと最高のスマイルを向けてくれました。
元祖山ガールの底抜けのパワーをみました。
当初スケジュールには入れていなかったのですが、辻中さんからあずさの中で当然行くだろう、どこまで行けるかだよなと、突然言われて驚きましたがたしかに初日はゆとりもあるし行けるなと。
ただ実際には北燕岳より先は禁止になってたので北燕岳まで行きました。
燕岳もそうなのですが、頂上が岩でゴツゴツしているのがかっこいいです。
まずは僕たちが泊まる部屋に案内され、2段になっている上に4つふとんが並んでいるその小部屋に一様にテンション上がる。
となりの方がお茶を入れてくれました。みな優しいです、感謝。
ごはんもおいしそうでしょう。実際おいしいです、さすが燕山荘、屈指の人気を誇る山小屋だけに建物の外観、内装、人にそして食事とどれも品があって良いです。
ちなみにこのハンバーグの中にはチーズが入っています。
夕食を食べていると燕山荘の方より、今日は日の入りが久々見れそうですよとのはなしが。
おぉーーっと食堂全体が盛り上がる。
さっきまで雲に包まれていた槍ヶ岳も姿を現しました。
シャッターチャンスで槍をみなが撮ります。自分もそう。
登山部では日帰りのために見たことのない風景にそのゆったりとした雰囲気。
こういうのもいいなと堪能しました。
大庭さんはビールを飲んですっかりくつろいでいます。
小山さんもそれを見て、ビールを買うも寒いっスと置いたままに。
日の入り後は燕山荘に戻り、ストーブを囲んで他の宿泊者とも話しつつ、しばしのんびりと。
小山さんがうつらうつらと限界な状況。
消灯の21時が近づいていたのもあり、部屋に戻り各々明日の身支度と整え就寝。
小山さんはふとんに入って10秒後にはいびきをたてて寝ていました。
その音で目が覚める。
大庭さんに時間聞いたら0時。
星がきれいだから外に見に行ってるんですと。
外いくと一面の星。
流れ星もピュンピュン流れていきます。
今日そういえば七夕だったなと辻中さんに言われ、夜空にかかる白い橋のようなものが天の川だと知る。
星が近い。
めちゃくちゃきれいな星だったのですが寒すぎて早々に撤退しました。
真っ黒な写真は星を撮ろうとトライしたのですが、無理でした・・・
部屋に戻り、これはなかなか寝つけないなと思っていたら、小山さんはまた10秒くらいで寝ていました。
後編(2日目)に続く・・・
[レポート:竹下]
まず最初は表銀座に行きたい。
燕岳からの稜線の風景は破壊力がありすぎてずっと脳裡に残っていました。
槍ヶ岳は自分たちのレベルを上げて登山部のみんなで行きたいので、燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳のコース計画し、辻中さんに小山さん、大庭さん加わり、そして自分竹下の4人で行ってきました。
赤線:計画していたルート 青線:実際のルート
コースタイム
初日
12:40 中房温泉登山口(1470m)↓ 0.5km
13:05 第1ベンチ(1668m)
(13:15まで休憩)
↓ 0.4km
13:35 第2ベンチ(1831m)
↓ 0.7km
13:55 第3ベンチ(約2000m)
(14:15まで休憩)
↓ 0.4km
14:40 富士見ベンチ(約2200m)
↓ 0.5km
15:00 合戦小屋(2370m)
(15:20まで休憩)
↓ 0.3km
15:35 合戦山(2489m)
↓ 1.1km
16:15 燕山荘(2712m)
(16:25まで休憩)
↓ 1km
16:55 燕岳(2763m)
↓ 0.5km
17:10 北燕岳(2723m) ↓ 1.5㎞ 17:45 燕山荘(2712m)
2日目
5:00 燕山荘(2712m)↓ 2.3km
5:35 大下りの頭(2660m)
↓ 2.3km
7:05 小林喜作レリーフ(2680m)
↓ 0.5km
7:45 大天井荘(2875m)
↓ 0.3km
7:55 大天井岳(2922m)
↓ 0.3㎞
8:05 大天井荘(2875m)
(8:15まで休憩)
↓ 4.4㎞
10:25 常念小屋(2450m)
(10:45まで休憩)
↓ 5.5㎞
12:50 一ノ沢登山口(1323m)
穂高駅が木でできていて何とも風情があって良かったのでここで最初の集合写真をパシャリ。
駅すぐ近くのそば屋一休庵にて昼食です。
古民家風のつくりも洒落ています。
みんな注文はアルプスわさびそば。
サイドメニューで頼んだきのこや天ぷらがうまい。
メニューにはなかった岩魚の天ぷらを作ってくれて、それが特においしかったです。
そばもうまかった~
食事後は駅まで戻って安曇野タクシーにて燕岳登山口の中房温泉まで向かいました。
このたまたま乗ったタクシーがかなり年季の入った車で、運転手もなかなかに個性の強い方。
運転だけは自信あるんや、まだまだ若いもんには負けんでと、峠道でギアを変えては車もウォーンとうなりをあげて進んでいきます。
僕たちを登山口でおろしたあともすぐに、バスを待っていた登山客にバス料金で乗っけてやるでと言って声をかけのせていました。
燕岳自体は去年登山部で一度登っているので自分と辻中さんは経験済み。
大庭さんはその頃登山部に参加していなかったので初めてなのは分かっていたのですが、意外だったのは小山さんが燕岳登ったときは参加しておらず今回初めてということ。
小山さんは登山部いつもいるので不参加の時があったというイメージがなく驚きました。
それもあってか移動中10秒以内に眠りおちる小山さんが今回は全く寝てませんでした。
初日はゆとりのあるスケジュールなので、ゆったりとしたペースで進んでいきます。
第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチ、富士見ベンチと合戦小屋までほぼ等間隔に休憩スポットがあることもあり登りやすい。
北アルプス3大急登と言われていますが、そうかな?と思うくらい登りやすいです。
でかいので2つ頼んでそれぞれ半分ずつに。
横に木工用ボンドが置いてあるのは、他の陽気な登山客からのボケがあったのでちょっとした愛嬌です。
みな一様に真っ黒にやけて一見して登りまくってるなという雰囲気。
このあと燕山荘でも会うのですが、あっスイカ隊だとその度に陽気に声かけてくれました。
このスイカもうまい、山で食べるというのがまた格別です。
この合戦小屋から燕山荘までの道は次第に森林限界を超え視界が開けてきます。
気持ちがいい。
いたるところに花も咲いています。
山の上に見える燕山荘がまたかっこ良く、何とも品があります。
燕山荘へ到着。
荷物を置いて、受付すませてから燕岳へ向かいました。
ほんとにきれいです。
白い砂にところどころ赤くなった緑のハイマツ、そして岩のコントラストが素晴らしい。
小山さん、大庭さんは特にペースがゆったり・・・満喫しています。
コマクサがいっぱい咲いている。
辻中さん、小山さん、大庭さん3人。
どこを見ているのか・・・
みな一様に遠くをみつつたそがれています。
燕岳のシンボル。
めがね岩の集合写真では辻中さん指示のめがねポーズ、みな頭の上で○。
燕岳頂上で集合写真、あとから登山客が絶えずやってくるのでサクサクとっていきます。
この次に登ってきた女性は72歳で以前登ったのは42年前!
その女性の写真を自分撮ったのですが、ビューティフルにとってねと最高のスマイルを向けてくれました。
元祖山ガールの底抜けのパワーをみました。
前回は行っていないこの先の北燕岳へ。
当初スケジュールには入れていなかったのですが、辻中さんからあずさの中で当然行くだろう、どこまで行けるかだよなと、突然言われて驚きましたがたしかに初日はゆとりもあるし行けるなと。
ただ実際には北燕岳より先は禁止になってたので北燕岳まで行きました。
燕岳もそうなのですが、頂上が岩でゴツゴツしているのがかっこいいです。
頂上の岩に座り、アルプスの山々を見つつ、最高だなとしばしたそがれる。
燕山荘へ戻ると夕飯のほぼ18時。
まずは僕たちが泊まる部屋に案内され、2段になっている上に4つふとんが並んでいるその小部屋に一様にテンション上がる。
食堂に他の登山客もみな集まっての食事。
となりの方がお茶を入れてくれました。みな優しいです、感謝。
ごはんもおいしそうでしょう。実際おいしいです、さすが燕山荘、屈指の人気を誇る山小屋だけに建物の外観、内装、人にそして食事とどれも品があって良いです。
ちなみにこのハンバーグの中にはチーズが入っています。
夕食を食べていると燕山荘の方より、今日は日の入りが久々見れそうですよとのはなしが。
おぉーーっと食堂全体が盛り上がる。
夕食後はその日の入りを見んと燕山荘前に宿泊者が大勢でてきました。
さっきまで雲に包まれていた槍ヶ岳も姿を現しました。
シャッターチャンスで槍をみなが撮ります。自分もそう。
登山部では日帰りのために見たことのない風景にそのゆったりとした雰囲気。
こういうのもいいなと堪能しました。
大庭さんはビールを飲んですっかりくつろいでいます。
小山さんもそれを見て、ビールを買うも寒いっスと置いたままに。
日の入り後は燕山荘に戻り、ストーブを囲んで他の宿泊者とも話しつつ、しばしのんびりと。
小山さんがうつらうつらと限界な状況。
消灯の21時が近づいていたのもあり、部屋に戻り各々明日の身支度と整え就寝。
小山さんはふとんに入って10秒後にはいびきをたてて寝ていました。
真夜中、まわりでゴソゴソ音がする。
その音で目が覚める。
大庭さんに時間聞いたら0時。
星がきれいだから外に見に行ってるんですと。
外いくと一面の星。
流れ星もピュンピュン流れていきます。
今日そういえば七夕だったなと辻中さんに言われ、夜空にかかる白い橋のようなものが天の川だと知る。
星が近い。
めちゃくちゃきれいな星だったのですが寒すぎて早々に撤退しました。
真っ黒な写真は星を撮ろうとトライしたのですが、無理でした・・・
部屋に戻り、これはなかなか寝つけないなと思っていたら、小山さんはまた10秒くらいで寝ていました。
後編(2日目)に続く・・・
[レポート:竹下]
コンプレックス 竹下