「この報告書は、まんだらけのオタク社員たちに富士登山を挑ませた熱血取締役の記録である
普段ろくに運動もせず好きなことだけやっているオタク社員たちが登山部活動の中から健全な精神を培い、
わずか数ヶ月で富士登山をなし遂げた奇跡を通じてその原動力となった、信頼と愛を余すところなく記録化したものになる予定である」

2023年9月29日 第六十三回活動報告 【唐松岳】

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ゲストに下地さん(広報)、デイヴィスさん(WEB)
ドライバーに比嘉さんを加えての登山部。
本来はライト登山部で関東近郊の山に行く計画もありましたが、このメンバーなら唐松岳行こうぜと。

唐松岳はいつだって楽しい。
ゴンドラ、リフトで一気に高度も稼げるし、だからといって山をなめてはいけませんが、
ルートも往復で各々のペースで登れ、山頂まで行きたい人はアタックしてもらい、ゆっくり楽しみたい人はゆっくり登ることもできる。

ゴンドラのスタート地点八方駅は標高770m
登山口でもあるリフトの終着点八方池山荘の標高1,830m
唐松岳は標高2,696m
行けるところまで行きましょう。

中野駅に5時50分頃に集合。
メンバーは黒田、めぐさん、最初に触れた下地(広報)、デイヴィス(WEB)、ドライバーの比嘉さんに自分(竹下)。
みんな遅刻なく集合。よかった。
ここから長いですが、比嘉さんよろしくお願いします。

中野から唐松岳は遠い。。
途中トイレ休憩でサービスエリアや、行動食購入でコンビニによったりと、
休憩はさみつつ八方アルペンラインのゴンドラ発射駅八方駅に到着。到着したのは10時40分くらいでした。
ちょっと山頂アタックは難しい時間となったので、登りつつ時間みながらどこまで登るかを調整していきましょう。

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一気に高まる非日常感。
みんなワーーッとテンション上がっております。

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このリフトはほんと楽しい。
伸びてる草が足にあたって、みんなキャッキャッ言っております。
と言いつつ自分も足をバタつかせてはしゃいでいます。

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登山口の八方池山荘に到着。
ドライバーの比嘉さんとはここで別となります。
待ってる間、おいしい蕎麦でも食べたり、ゆっくりしていてください。
八方池山荘をバックに集合写真をとり、いよいよ登山開始です。

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スタートはこんなかんじの道がつづきます。
まず最初の目標の八方池までは第2ケルン、八方ケルン、第3ケルンとそびえたつケルンが目印です。
唐松岳の登山道は合間合間にベンチがあったり、携帯電話の電波がバンバン入ったりと、
すごくやさしいです。
先頭を黒田がグイグイ進み、下地、デイヴィスもスマイルで歩いていて大丈夫そう。
しんがりはめぐさんがはってくれています。
黒田が下地の水を俺持つよと、下地だからなのか、女性にやさしいのかはわかりませんが、サポートしています。

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下地は毎年ライト登山部に参加していることもあり軽快に歩を進めています。
去年のライト登山部までとはスケール感の違う山を楽しんでいるようです。意外と平気です~~、と楽しそうに歩いています。
デイヴィスは初参戦。
おばあちゃんが山登っていたそうで、そのおばあちゃんの助言ももらいつつ、今回装備を整え参戦しています。
デイヴィスは仕事でもフットワーク軽く、WEBというデスクワークの部署(うちのWEBはそうではないところもありますが、)にもかかわらず、
らしい軽快な足運びです。独特な雰囲気も山に合っています。

時折休憩はさみつつ、八方池に到着

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ここでごはん食べながら作戦タイム。
どこまでいきましょうか。
次の丸山までは行きたいし、行けそうだとみんなの意見が一致し、少し行動食たべて丸山を目指します。
みんなまだまだ元気そう and 楽しそうでよかった。

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天候は基本的には良いものの、
周囲の山は雲がかかっていることが多かったです。
時折アルプスの山々が顔をのぞかせ、一同それを見ては、オォーーーッと、しばし足をとめて、それを眺め、写真をとっています。
最近では便利なアプリがあるもので、アプリでスマホを通してみれば、それぞれがどの山かわかる。
白馬岳かなと思っていた山が妙高山あたりだったりして、これが何山だとか言いながらも登っています。

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今年は紅葉が遅れているということで、あまりというか全く期待していなかったのですが、
登るにつれけっこう紅葉していて、紅葉に縁のないわが登山部ですが、
楽しむことができました。
そろそろ丸山だ。
黒田が圧倒的強さで、他を引き離して丸山に到着。

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自分、そして、下地、デイヴィス、めぐさんと。
全員丸山に到着です。

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丸山にて集合写真。
おつかれさまでした~~
でもみんなまだまだ登れそうなかんじで、ひょうひょうとしてます。元気です。

丸山山頂でしばらくゆっくりして、そこから下山を開始しました。
ま~この時間であれば、八方池山荘を最後にでるリフトの時間が16時30分ですが、大丈夫でしょう。
各々のペースで楽しみつつおります。

山に登ると毎回不思議だなと思うことあって、
ふつうこれだけ日常で行わない運動をするのでむちゃくちゃ疲れると思うんです。
実際登ってる最中はヒイヒイ言いながら、体を押し上げるように登っていますが、
山おりた後というか翌日は驚くほど体が軽い。
筋肉痛があるなしとかはありますが、そういうのではなく、体から悪いものが抜け落ちるのか何なのか。
今年は天気に翻弄されましたが、月に1回は楽しいというのもありますし、体をリセットする意味でも登りたい。
ほんとに驚くほど体が軽くなるんですよね、不思議です。

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スタート地点の八方池山荘に到着。
ソフトクリームを販売していて、ぼくたち以外もほとんどの人が買って食べています。
8割がたは食べていて、驚くほどの率です。
この写真のはブルーベリーソフト。さわやかでおいしい味~♪(byめぐさん)

リフト、ゴンドラをおり温泉は八方の湯へ。
ドライバーの比嘉さんとも合流して、みんなで温泉に入りました。
この八方の湯、ツルツル温泉で気持ちよくオススメです。

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八方の湯からほど近くにある「膳」というそば居酒屋。
そばはもちろん、下山後には欠かせない馬刺しや、店の人おすすめだった那須の信州みそ焼きなど、
おいしくいただきました。

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ビールに弱い黒田氏は、
前回ビールをジョッキ1杯飲んでおかしくなったので
どうする?
ときいたらビール小グラスで、と。
すぐに顔が真っ赤になり、ちょっとへんなかんじに。本人が楽しいならよいのですが、やっぱりビールはすぐに酔っぱらってしまうようです。
この写真は食後、一人たたずむ黒田氏の写真(デイヴィス撮影)。

ドライバーの比嘉さんはここからまた運転で中野ブロードウェイまでぼくたちを送り届けてくれました。
行き帰りともに長い運転ありがとうございました。
今回いっしょに登った下地やデイヴィスがまたいっしょに登ってくれたらうれしいというのと、
ニューカマーも待っています。

唐松岳ほんと良い山で大好きです。
楽しい山でした。

コンプレックス 竹下

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