どこか山行きてーな。
でもどこ登ろう。
この時期になると山は雪化粧をしはじめる頃なので、
山のチョイスにも少し気を遣うところ。
辻中さんとは話していないが、たぶん登ってないところに行きたいと思ってるはず。
できればアルプスで。
今年はじめから日帰りで行ける山として、
あたため続けてきた山があります。
新潟県の妙高山です。
湊かなえの小説「山女日記」の一話目、妙高山と火打山を縦走してて、
それを読んだときから日帰りで2山を落とすのは無理だけど、妙高山単独ならいけるなと頭にありました。
雪は積もっていますが、
ま~ピークハントは無理でもいけるところまで行こう。
今回のメンバーは、
辻中さん、西田さん、小山さん、成海くん、自分、そして前回からの新メンバー黒田氏の新定番6人での妙高山登山となりました。
登山口は燕温泉。
温泉街と呼ぶにはさびしいかんじ。6宿くらい?
タクシー降りるや、年長の女性が出迎えてくれる。
今年は雪少ないけども、ちょうどこの数日で一気に積もった、気をつけなさいよ、と。
なんか雰囲気というか重みがある。
ちょうど市川崑映画の金田一耕助シリーズにでてくる大滝秀治のような。
ありがとうございます、慎重にいきます。
この燕温泉街を進んでいくとすぐに、目指すその山は見えます。
かっこいい。
神々しさすら感じます。
最後まで行けるかはわかりませんが、なんか楽しくなってきた。
成海くんがいつもどおりスタートスピード加速しはじめた。
黒田もつづく。
ただ、最初からこの坂けっこう急だぞ。
林道に入る。
ちょっとこれはかなりのショッキング映像なのでここには載せれませんが、、
半分食い散らかされた鹿の死骸がそこにある。
こんなリアルなのは登山部史でもはじめて。
ぼくと成海くん、黒田はビビッて、このとき先頭だったのですが、
後続が来るまで待つ。
辻中さん、いつもどおり強い。ほんのりテンション高め。
合掌
西田さん、小山さん
静かに手を合わせる。
鹿の死骸を背に歩を進めます。
雪が積もってないところもところどころ凍結しており滑る。
危険なイメージはなかったものの、ちょいちょいここ滑落したら大けがするな、
というところでけっこう滑るところがあって急速にテンション下がる自分。
自分はチキンボーイなので、こういうときはそっこう慎重になります。
珍しく西田さんがもう下山したいという雰囲気をかもしだしている。
すごく珍しい。
辻中さんはグイグイ進む。これもいつもどおり。
ニューカマーの黒田は前回もそうでしたが、登りは強い。
今回も問題なく登っていく。小山さんちょい重め。成海くん失速してるな、大丈夫だろうか、ちょっと心配。
このあたりの滝見ごたえありました。
段々でけっこう大きい滝が連続していて、美しかったです。
ただ、風情のない登山部はひきつづき歩を進めていきます。
下山してくる登山者にきくと、
山頂付近は膝少し上くらいまで雪が積もってるそうで、
さいしょの雪があまりなく凍結しているところよりは登りやすい登山道になってくる。
ただ、時間的にもあまり無理できない。
辻中さんから
天狗堂まで行こう。
山頂はあきらめ、天狗堂を合言葉に進む。
天狗堂
辻中さん、西田さん、黒田氏、竹下が到着。
小山さん、成海くんを昼食食べつつ待ちます。
5分後くらいに小山さんが到着、
成海くんは雪山用の靴が重たかったのか、かなりへばっているようで、そこから少したって到着。
良かった。集合写真をパシャリ。
道中にちょっと話題で盛り上がったのがセブンイレブンのカレーパン。
小山さんが面談で全店巡回を行っていたのですが、その中でも名古屋のまんだらけ近くのセブンイレブンのカレーパンが断トツで美味かったとのはなしがあり、味に違いがあるのかと驚きました。
ぼくも好きでときどき食べるのですが、店によって違いがあるなんて、そもそもその考えがよぎったこともなかったです。
丸亀製麺の紺色服の一つ星麺職人のような人がセブンイレブンにもいるのでしょうか。
それは今のところこのメンバーの中では小山さんのみぞ知るのですが、
辻中さんがそのはなしをきいてなかったにもかかわらず、道中でセブンイレブンのカレーパンを買っていた。
これも運命なのか・・・
セブンイレブンのカレーパンを全国制覇中の小山さんに長野県のも、この天狗堂で実食してもらいました。
なんか壮絶な食いっぷり。
期待の目が集まる。
いや、冷めたカレーパンと比較と言われても、、
そりゃそうか、セブンイレブンに全国でも有数のカレーパン揚げ名人が時折いるのか。
真相はいまだ解明されておらず謎である。
小山さんの追加レポートを待つこととします。
辻中さんからパツンパツンのシャインマスカットをいただいて、
ここから下山しますよ。
あのツルツルの登山道を下るのか、怖いな
と思っており、それも含めてあまり登らず、余裕を持ったのと凍結進まない時間に下山開始したのですが、
気温が上がったことで雪は残ってますが、凍結してツルツルになっていたところは概ね溶けており、
安全に下れてホッとしました。
今回の登山のもう一つの目当てに温泉がありました。
秘境温泉で一部で有名な「河原の湯」は橋が崩壊していけないとのことでしたが、
温泉街から少し離れたところにある露天の「黄金の湯」。
ここが気持ちよさそうで行きたかったんです。事前に電話で確認したときには閉める寸前だったようで、
ギリギリ入浴できてラッキーでした。
外観写真撮り損ねましたが、登山道すぐ横にある露天温泉で、絵力としても
泉質も素晴らしい温泉でした。
今期は冬も毎月登ろうと思っています。
予定では唐松岳、毎年定番の天狗岳、登山部雪のド定番木曽駒ケ岳。
今回の雪山シーズンはフルコースでいこうと思っています。
コンプレックス 竹下