「この報告書は、まんだらけのオタク社員たちに富士登山を挑ませた熱血取締役の記録である
普段ろくに運動もせず好きなことだけやっているオタク社員たちが登山部活動の中から健全な精神を培い、
わずか数ヶ月で富士登山をなし遂げた奇跡を通じてその原動力となった、信頼と愛を余すところなく記録化したものになる予定である」

2023年4月21日 第六十一回 【霧ヶ峰】

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深田久弥が山には、登る山と遊ぶ山とがあると記したその後者の山の代表。
遊ぶ山の楽しさをこの霧ヶ峰で十分に味わったというその楽しさをぼくたちも味わってみたい。

今までの登山部では、前者の登る山に重きをおいてきました。
登りたい山を見つけて制覇する。
その素晴らしい風景もさることながら、登ったという達成感はきつければきついほど、大きなものです。

この霧ヶ峰は今までの登山部では正直チョイスしなかった山。
今年の登山部の山はじめとして、ここからはじめたいと思います。
登る山も良いですが、山の楽しみとして遊ぶ山の醍醐味も今年は味わいたい。
2023年登山部始動します。

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登山部の朝ははやい。
目覚めたら、LINEが入っている。なるみくんだ。
人身事故が発生して7時新宿駅に間に合わないと。
なるみくんは埼玉に住んでいまして、新宿に朝はやくでてくるのはちょっと大変なんです。
7時発のあずさ1号は間に合わないけど、8時発なら間に合いそうだということで、現地で合流することに。
(結局、8時発にも間に合わず9時新宿発のになりましたが・・・)
西田さん、黒田そして自分の先発隊は7時発の登山部定番のあずさ1号に乗って茅野駅に向かいます。

茅野駅からはタクシーにて。
今回今までの登山部ではあまり行ったことないのですが、ちょっとドライブも楽しみたいということで、
茅野駅から日本でも屈指のドライブコース、ビーナスラインを通って、霧ヶ峰に入ります。
運転手さんがすごく良い人で、今桜がちょうどきれいですよ、と桜スポットにもよっていきました。

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満開。
4月も下旬にさしかかろうかというこの時期に、
今年一番の桜の景色を見れるとは思いませんでした。

再び車にて。
白樺湖沿いの道を走りつつ、そこから高度が上がっていき、次第に風景が開けてきた。

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解放感がある。
ビーナスライン、これは新緑の時期はきれいだろうな~
運転手さんが言うには6月とか7月の新緑の時期はやはりきれいで人気だそうです。
富士見台があったのでそこで一旦下車して風景を楽しむことに。

あそこに富士山があるのか、なるほどです。
ちょうどまっすぐ先に富士山があると説明を受けて、見えた気になって適当に相槌うってましたが、
富士山どこだ・・・?
見えるような見えないような。

あ!見えた富士山だ。
西田さんが目を輝かせ言う。
西田さんが言う先を目を凝らして見る。
見える気がする・・・いや、よくわからんな。と、思ってた矢先にぼんやり浮かび上がる富士山が。

見えたーー!!
一度見えると、なぜ今まで気づかなかったと思うくらいとらえられるように。
黒田も見えたようで、あー見えた見えたと笑っている。

あの富士山を見た人にしか伝わりづらいんですが、
ぼんやり浮かび上がる富士山はサブリミナル富士というか何と言ったらいいか。
その場にいたほかの人たちも巻き込んで、その見えた感動を伝えてました。
ぼくたち以外も同じようなリアクションをしてました。

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登山口である自然保護センターに到着。
久々の登山なので、ゆっくりいきましょう。なるみくんも遅れてくるし。
と思っており、はじめは霧ヶ峰のどっかで合流しようを合言葉にしていましたが、
それが車山(霧ヶ峰の最高峰)で合流しように代わり、
この時には山で合流するのが難しいとなり、
諏訪観光を楽しんでくれとなっていました。まさかの温泉合流です。
運転手さんが言うには、諏訪神社は4つの境内があってとのことだったので、
ま~なるみくん、諏訪を楽しんでくれ。

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まずは北西の八島ヶ原湿原周辺を歩きます。
あつい・・・
霧ヶ峰といえば、三菱のエアコンの霧ヶ峰が頭に浮かびます。
当然、さわやかな心地よい風が吹いている高原をイメージするじゃないですか。
ほぼ無風であつい。ま~こういう日もあるんでしょう。

ちなみに余談ですが、
現在生き残っているエアコンは「霧ヶ峰」のみですが、
当時発売された避暑地の名前を冠したエアコンには、「軽井沢」「上高地」などもあったそうです。
今回軽く名前の由来を調べていて、はじめて知りました。
霧ヶ峰っていい名前ですよね。
名前のとおり霧が多いそうです。この日はひたすらあつく、霧もさわやかな風もなかったですが。

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湿原をすぎ、車山を目指します。
3人でゆっくり楽しみながら歩いていると、

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なるみくんから奇怪な画像が突如送られてくる。
なんだこれは??
一切説明ないのでよくわかりませんが、どうやら楽しんでいるようです。

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車山手前のところ。少しだけ雪が残っている。
もう少しで山頂だ。

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山頂。
こう書くとえらそうですが、軽く高原散策な気持ちでの霧ヶ峰チョイス。
終わってみればしっかり登山でした。
運動不足もあったと思いますが、良い運動になりました。
なるみくんともそろそろ合流しましょう。
なるみくんどこですかー

・・・・

湖そばにいる湖畔の画像が送られてくる。
諏訪湖にいるのね。
こんなんでどこにいるかわかるかい!
やっぱけっこう楽しんでるようです。

なんとか現在地の位置をもらって合流し、
やっと一同そろったのは15時30分頃でした。
温泉です。

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諏訪の街中の秘湯と紹介されてる文章読んで行きたくなった「大和温泉」へ。
諏訪は現地の人しか入れない温泉が多く、ここは外部の人も入れるということもありました。
余所者がうっかり足を踏み込んでいけないような独特な空気感があり、不思議な温泉でした。
温泉自体はエメラルドグリーンのぬめっとした質感の温泉です。

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温泉後はそばを食べて、
あずさに乗って帰路につきました。
新緑の時期の霧ヶ峰も見てみたいものです。気持ち良いことでしょう。


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ここから下は、一人別動隊となった斎藤なるみ君のレポートになります。


上諏訪観光

いつも使ってる路線が始発から人身事故を起こしたので2時間遅れで茅野に到着
駅ではつばめの出迎えがあった

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11時から合流手段がないので上諏訪観光を決行

茅野駅から徒歩40分
最初に来たのは上社前宮

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鳥居から少し登り、御柱に囲まれた林の中に佇むのが本殿

脇に流れる清流で手を清めお参りする
ここは自然と近しくのんびりとして心地いい、のでずぅっといたくなる
しかし目的地の諏訪湖までまだ遠く、時間もない
名残惜しいが次に向かう

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神長官守矢史料館

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県道から人家なんじゃないかと入るのをためらってしまう小道を抜けた先にあったのが奇妙な建物
猪鹿の頭に串刺しの兎と、中で展示されているものも珍妙

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御射宮司総社
奥に進めば原っぱの高台に社が建っている
これまたいい社だ
社からの眺めは景色がよく、今にもトンビの声が聞こえてきそうなほどのどかでしずか

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さらに奥に進むとあったのがこれまた妙なものが

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空に浮かぶオブジェクトX
敷地の入口にはしごがあったので本当は入れるのだろう

上社本宮

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長い参道の先に見えるのが本宮
前宮ののんびりとした雰囲気とは打って変わって重々しく厳か

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諏訪湖まで残り5km、まだ遠い


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道なりに進んでいくとハッピードリンクショップなるものが
暑い日に冷えた飲み物は嬉しい


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いやぁ、なにもない


本宮から1時間半、諏訪湖にたどり着く

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帽子が吹っ飛びそうになるほどの強風
カモが荒波に抗っている光景が見られた
ほほえましいというか、あわれというか

諏訪湖ヨットハーバーにて下山連絡に気づき、合流
晴れた霧ヶ峰にいけなかったのは残念だが、やはり諏訪は自然にあふれたいい場所だとしみじみ

コンプレックス 竹下

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