今年の夏はアルプスにもっと浸りたい...
裏銀座終わったあと、辻中さんのその心の叫びと、
めぐさんの飽くなきチャレンジ魂が共鳴して、
また裏銀座に登ったメンバー(辻中さん、小山さん、めぐさん、竹下)が結集しました。
登る山は白馬三山縦走。
白馬山荘にも泊まってみたかったし、
天空の野天温泉、白馬鑓温泉も楽しみだと沸き立っていましたが、
登る前の週くらいからずっと雨。
登る前日になっても雨マークは消えず安定の登山指数B、Cが並ぶ。
うむむ...
これは
自分の中での気持ちはものすごく後退していましたが、
辻中さんは台風じゃないから行くっしょの一言、
めぐさんもバリバリに準備終えているというのに後押し、
というか引っ張られ、決行となりました。
東京駅で集合。
北陸新幹線6:16東京駅発のかがやき501号に乗って長野駅へ行きます。
新幹線集合のときはだいたい、
全国の駅弁が結集する「祭」で駅弁を買います。
いっぱいあるから悩むんですよ。
長野駅からはタクシーで白馬駅の北、
栂池パノラマウェイへ。
ちなみにここのゴンドラの名称が「イヴ」。
白馬駅西にある八方尾根のゴンドラの名称が「アダム」となっています。
この栂池パノラマウェイ。
ゴンドラとロープウェイを合わせて全長4,120mと日本で2番目に長いそう。
日本一はなんだろうと思いきや、
苗場のドラゴンドラ!5,481m。
前、苗場山登ったとき明日から動くというギリギリで乗れなかったやつだ。
終着駅へ。
少し歩くと栂池ヒュッテがあり、売店が連なっている。
観光気分でご当地ソフトのさるなしソフトクリームを注文。
事前に調べていた山ぶんどソフトクリームは見当たらなかったものの、
このさるなしソフトクリーム、さわやかですごくおいしかったです。
まず目指すは1時間ちょっと先の天狗原。
そこまでに水場が2ヵ所ある。
スタートしてちょっとのところにあるなと思いつつ進むも水場が見つからない。
グイグイ進んでいって、やっとあったと思ったらどうやら天狗原に着いてしまっていたので、
2個目の水場だったよう。
うまい
しゃがみこまないとすくえないので、
みな低姿勢にて。
天狗原の木道を進む。
ところどころ紅葉しています。
ゴロゴロした岩場の道進んでいくと、
でっかいケルンが。
このケルンを過ぎると白馬大池にあたります。
ガスってて先が見えないこともあり、まるで海のように大きく感じる。
その池のすぐほとりを進んでいくのは、山登ってて今までもあまり経験したことないかんじでした。
池に手をつっこむと魚が寄ってくるんだよと辻中さん、
えさとしてはおいしそうな手ではあるが魚は寄ってきませんでした。
池のほとりをほどなく進んでいると、白馬大池山荘に着きました。
今日の昼食ポイントです。
ピラフだったり、ドライカレーだったり各々注文。
小休憩のあと
ほんとはこのあたりの稜線歩きもかなりきれいだと思うんですが、
時折見えたと喜ばせてくれるのもののそれも束の間...
基本視界ゼロ。
ここから白馬岳は思ったより近かったです。
めぐさんが不安定ながらも絶妙のバランスでカメラを置けるところに
セットして集合写真をパシャリ。
白馬山荘へ。
以前登山部で白馬岳に登ったときからここに泊まりたいと思ってたんですよ。
大きいです。
宿泊部屋に行く前にレストランでココアやらケーキやら堪能。
大きいレストランできれいです、雰囲気も良い。
小山さんはビールの泡がきめ細かいと感動していました。
これはビールサーバーを毎日手入れしないとできないですよと。
宿泊部屋、僕たちの泊まる部屋は「杓子」でした。
なんか枕がすごい...
辻中さん、小山さんは夕食までひと眠り。
小山さんは毎度のことながらアッと言う間にいびきをかいて寝始めました。
やはりのび太に勝てます。
夕食。
ハンバーグでした。
山小屋で飲むみそ汁は体に沁みます。
他のおかずもすごくおいしかったです。
なんか懐かしい味。
自分の中での定番山小屋漫画チェック。
だいたいの山小屋が山にちなんだ漫画や名作チョイスに偏りがちですが、
一番目につきやすいところに「サザンアイズ」。
脇に「ローゼンメイデン」、「ラブライブ」なども置いてあり、
その山小屋らしからぬチョイスに興奮しました。若いエッセンスが入っている。
山漫画の名作「氷壁の達人」全3巻が置いてあったのも山小屋では初めてみました。
部屋に戻ったら、
また小山さんは瞬眠。自分も知らずとあとに続いていたようです。
消灯になったら勝手に消えるよといっていた部屋の電気が消灯時間過ぎても
消えずについていて、自分は灯りがあると熟睡できないので消したら、
どうやら辻中さんは眠れず本を読んでいたようでした。
(翌朝ひどい奴だと言われたものの全く気付いてなかったです。)
深夜外に置きだしてみると星空でした。
明日は視界が開けた稜線を歩きたい。
天気が良くなってくれることを願って再び眠りにつきました。
コンプレックス 竹下