2018年最後の登山部部活動は蓼科山。
12月に入り日帰りで登れる山が殆ど無く、あーでもない、こーでもないと色々調べた結果、最終的にここしか無い!
と決まったのが蓼科山から北横岳のコース。
ネットで直近のレポートなどを検索すると雪は降っておらず、コースもギリギリ16時の最終のロープウェイに間に合うかとても微妙だったので、
入念にエスケープルートも作成し、当日に挑みました。
当日の参加者は辻中さん、西田さん、鍋島さん、秋山さん、大庭さん、藤川の計6名。
スーパーあずさに乗り茅野駅まで到着しましたが、予約していたタクシーが路面凍結で15分遅れて到着。
タクシーへ急いで乗り込み蓼科山の登山口、女ノ神茶屋登山口へ向かいます。
タクシーの運転手さんの話だと昨日の夜から雪が降り、蓼科山は雪が積もっている様子。
道中もぱらぱらと雪が降ってき、奥に入っていくにつれて、周辺一帯が真っ白な雪で覆われていました。
ロープウェイも運休していたので、予定していた蓼科山から北横岳ルートを諦め、蓼科山ピストンに変更。
女ノ神茶屋登山口で記念写真を撮りいざ出発!
人っ子一人いない雪の積もった登山道を西田さんを先頭に進んで行きます。
久しぶりの雪でテンションが上がります。
藪を掻き分けながら新雪に足跡を付けて進んでいきます。
雪は深くなので歩きやすいですが、しばらく藪道を進むと<ゴツゴツとした岩場の上りが見えてき
次第に傾斜もきつくなってきます。
岩場は足元が滑りやすいので、注意深く進んでいきます。それにしても進めど進めど岩ばかりが続き、徐々に息が上がってきます。
う~ん。いったい何時になれば森林限界なのか...。
段々と口数も減り、キツさと寒さと先の見えない上りで疲労もMAX。
鍋島さんはこんなにキツイはずなのに、延々とマクロスとガンダム話を辻中さんと秋山さんに語っていました。
マジリスペクトっす!
2時間ほどかけて森林限界に到達。
やっと抜けたーーーーーーーーーーー!と思ったら一面回りは雪に覆われたガレ場が!
絶望しか無い!!
どうやって登れば良いのやら。
辻中さんが先頭を切って道無きガレ場を這いながら登っていきます。
西田さんと私もそれに続き登っていきますが、なんせ岩が凍ってツルツルとして思うように
進むことが出来ません。ここでさらに倍の体力を使ったかと。
道なき道をガンガン進んでいく辻中さん。必死について行きようやく登頂!
やったぜー!強風の中、蓼科山山頂で記念撮影。
鍋島さんと秋や山さんは下ルートで上には登ってこず、小屋前で待機。
辻中さんは蓼科山の外周を歩く気まんまんでしたが、寒さと足場の悪さで全体の士気はだだ下がり。
記念撮影をして各自持参した食料を放り込み、そそくさと撤退。
帰りはダイアモンドダストを拝めました。写真に撮ることが出来なくて残念。
動物の足跡?
帰りはもみの湯の温泉に浸かり、そばの里でおいしいお蕎麦をいただきました。
登山後のビールは格別!!
中野店 藤川恵