前前々回くらいに中沢啓治の描き文字について触れましたが、先日同僚との話であることに気が付かされました。
どうもぼくは物語が良いとかストーリーが深いとかそんなんじゃなく、いいコマ、いい表現があるかないかだけで作品の評価につながる癖があるようです。まさにそのとおりです。物語を覚えてなくても、コマの絵だけ覚えてる作品のほうが多いですから。
その点では中沢啓治先生の作品はいい表現だらけで、ぼくにはウィークポイントだらけです。路地があって、ダンボールがあって、中見ると子猫が5匹くらい入っててミューミューいってて、その上母猫が不在で、しかも自分スーパー帰りでカツオブシもってて、しかも通路にだれもいない、みたいな。
ジャケ、タイトルからコレですもん。

妙に筋肉質な猫、猫の手が変、あと猫にまで水を出す律儀さが和みますね。
これは中表紙ですが、表紙と中表紙でこれだけネコを描いてながら、実は作中にこのネコが1コマたりとも登場しないというズバッとした潔さに和みますね。
いうだけいって「もうねるわ」。すごい展開の早さそしてツンぶり。「にあうといいなさいよ」いわれたいですね。これ以上ないツンです。
お好み八ちゃんは主人公がお好み焼き、たこ焼き、タイ焼き、カレーの屋台の兄ちゃんという、屋台オムニバス集ですが、中沢先生らしく主人公の男は全員楽天家でグズです。でもこのタイトルはないだろう。

「カレーバカ」。何でこの画像だけサイズちっちゃいんだ、と感じる人もいるかもですが、あんまり良くない表現が入ってたのでサイズを削減させていただきました。
主人公は大のカレー好きですが、妹ももちろんカレー大好き。
肺炎で苦しいのに妹「うううカレーカレー」しかいわない。肺炎といったら相当食欲なくなる病気だと思うんですが、カレーは別腹です。このぶんならカレー食べたら全快するよ。
主人公が目が見えなくなるが「おれはそれでもカレー作るよ!」っていうシーン。

3コマ目のコトン3連呼が妙にかわいいですね。

こんどはタイ焼き屋台が主人公のマンガから、奔放な少女に向けて主人公が送った詩の内容がイイ。「進め~進め~」。脱力しますね。
ちょっとひらいただけでぼくが好きな表現ばかりです。コレのどこがいい表現なのか!といって憤慨する方も少なくないと思うのですが、ぼく明日健康診断で「きみ太りで不健康決定」とダメだしされるだけのブルーな一日で、ちょっと不安定だということでお目こぼしください。
どうもぼくは物語が良いとかストーリーが深いとかそんなんじゃなく、いいコマ、いい表現があるかないかだけで作品の評価につながる癖があるようです。まさにそのとおりです。物語を覚えてなくても、コマの絵だけ覚えてる作品のほうが多いですから。
その点では中沢啓治先生の作品はいい表現だらけで、ぼくにはウィークポイントだらけです。路地があって、ダンボールがあって、中見ると子猫が5匹くらい入っててミューミューいってて、その上母猫が不在で、しかも自分スーパー帰りでカツオブシもってて、しかも通路にだれもいない、みたいな。
ジャケ、タイトルからコレですもん。

妙に筋肉質な猫、猫の手が変、あと猫にまで水を出す律儀さが和みますね。

これは中表紙ですが、表紙と中表紙でこれだけネコを描いてながら、実は作中にこのネコが1コマたりとも登場しないというズバッとした潔さに和みますね。

いうだけいって「もうねるわ」。すごい展開の早さそしてツンぶり。「にあうといいなさいよ」いわれたいですね。これ以上ないツンです。
お好み八ちゃんは主人公がお好み焼き、たこ焼き、タイ焼き、カレーの屋台の兄ちゃんという、屋台オムニバス集ですが、中沢先生らしく主人公の男は全員楽天家でグズです。でもこのタイトルはないだろう。

「カレーバカ」。何でこの画像だけサイズちっちゃいんだ、と感じる人もいるかもですが、あんまり良くない表現が入ってたのでサイズを削減させていただきました。
主人公は大のカレー好きですが、妹ももちろんカレー大好き。

肺炎で苦しいのに妹「うううカレーカレー」しかいわない。肺炎といったら相当食欲なくなる病気だと思うんですが、カレーは別腹です。このぶんならカレー食べたら全快するよ。
主人公が目が見えなくなるが「おれはそれでもカレー作るよ!」っていうシーン。

3コマ目のコトン3連呼が妙にかわいいですね。

こんどはタイ焼き屋台が主人公のマンガから、奔放な少女に向けて主人公が送った詩の内容がイイ。「進め~進め~」。脱力しますね。
ちょっとひらいただけでぼくが好きな表現ばかりです。コレのどこがいい表現なのか!といって憤慨する方も少なくないと思うのですが、ぼく明日健康診断で「きみ太りで不健康決定」とダメだしされるだけのブルーな一日で、ちょっと不安定だということでお目こぼしください。
中野店 岩井