先日、このCG全盛の時代にひょっこりと発行されたダメCGマンガについて触れました。
今回はCGに頼らなくてもこんな良い表現が・・という素晴らしいサンプルを「愛知りそめし頃に」から紹介します。
安孫子先生テクの「コピー画」にさらにマンガ的な修正を加えた集合写真です。数十年前の資料がバンバン紹介される「愛知り」を見るにつけ資料保存の細かさ確かさに驚きますが、lその資料もこういう修正を施されるため集めてたのかと思うとちょっと怖くなりますね。
だってやはり、友情の証だった写真をコピーするところまでは分かります。それをコピーして、作中に出すというのも分からなくはありません。
しかし亡き友人たちの風貌のもっとも表情豊かな部分をホワイトで消し、そこにハットリくんみたいな平坦な黒目を書き記す、というのはホントにやってて良心の呵責が起きないものなんでしょうか? こういう安孫子先生のスタイルにはよくよくかんがえるとやっぱりなにか怖いものがあり、それが「亡くなったキャラクターには黒目」という都市伝説に一抹の信憑性を与えてしまう、安孫子先生のもつ何かえたいの知れない不安感につながるんじゃないかと思ったりもするわけです。
そう考えると、前衛的な表現を多数用いた安孫子先生がCGに関しては導入を見送っているのはホッとしたような、しかしもし導入していたらどんな表現を見せてくれたのかという期待もやはりあります。
この表現は「愛知り」8巻からのものですが、8巻にはもうひとつこんないい表現が。
キャバレーの大美人、リリーさん(アゴ割れてる)に恋焦がれるあまり写生し、「ああ~愛しのリリーさん!」といってガバっと抱きつく満賀氏。最高の表現ですね。自分が好きなジャンルがないから、じゃあ自分で書くしかない! というケモショタ趣味の人の心境にも通じるものがあるし。こういうとき「ああ、この時期藤本氏と別の部屋住みだったんだよな、ひとり部屋って重要だよな」とコミケ帰りの兄ちゃんを気遣う「げんしけん」のあのシーンのような感慨を抱いたりしてしまいましたね。
今回はCGに頼らなくてもこんな良い表現が・・という素晴らしいサンプルを「愛知りそめし頃に」から紹介します。
安孫子先生テクの「コピー画」にさらにマンガ的な修正を加えた集合写真です。数十年前の資料がバンバン紹介される「愛知り」を見るにつけ資料保存の細かさ確かさに驚きますが、lその資料もこういう修正を施されるため集めてたのかと思うとちょっと怖くなりますね。
だってやはり、友情の証だった写真をコピーするところまでは分かります。それをコピーして、作中に出すというのも分からなくはありません。
しかし亡き友人たちの風貌のもっとも表情豊かな部分をホワイトで消し、そこにハットリくんみたいな平坦な黒目を書き記す、というのはホントにやってて良心の呵責が起きないものなんでしょうか? こういう安孫子先生のスタイルにはよくよくかんがえるとやっぱりなにか怖いものがあり、それが「亡くなったキャラクターには黒目」という都市伝説に一抹の信憑性を与えてしまう、安孫子先生のもつ何かえたいの知れない不安感につながるんじゃないかと思ったりもするわけです。
そう考えると、前衛的な表現を多数用いた安孫子先生がCGに関しては導入を見送っているのはホッとしたような、しかしもし導入していたらどんな表現を見せてくれたのかという期待もやはりあります。
この表現は「愛知り」8巻からのものですが、8巻にはもうひとつこんないい表現が。
キャバレーの大美人、リリーさん(アゴ割れてる)に恋焦がれるあまり写生し、「ああ~愛しのリリーさん!」といってガバっと抱きつく満賀氏。最高の表現ですね。自分が好きなジャンルがないから、じゃあ自分で書くしかない! というケモショタ趣味の人の心境にも通じるものがあるし。こういうとき「ああ、この時期藤本氏と別の部屋住みだったんだよな、ひとり部屋って重要だよな」とコミケ帰りの兄ちゃんを気遣う「げんしけん」のあのシーンのような感慨を抱いたりしてしまいましたね。
中野店 岩井
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