「怪奇」というアンソロジーがあります。
北海道在住の作家が「ホラー」をテーマにした一冊。
森雅之さん、根本尚さんの他多数の作家が参加…巻頭にはなんと、花輪和一さんのイラストが。
ご注文はこちらから!↓(取り扱い店鋪は札幌店となります)
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あるひとつのテーマについてのアンソロジーは面白いです。
多数の作家が決められたテーマでどのように表現するか…知っている作家の「らしい」、または「意外な」作品を読むことや、それをきっかけに他の、まだ知らない作家を知っていく、ということが楽しいです。
さて、今回紹介する本は「秘密基地」をテーマにした短編集。
漫画・文章・写真による244ページは、作家名を一見して解る通りの大人向けな一冊です。
テーマを設けることで表現は狭まったはずが、より一層 各人を目立たせています。
それぞれがどのようなものを作るのか、現実・非現実、ギャグ・シリアス、短い・長い…様々な形を見せます。
秘密基地といえば少年時代…段ボール製の秘密基地にて探偵事務所を開く少年を主人公にしたすぎむらしんいちさんの「こども探偵物語」のように主人公が子ども、という漫画も勿論ありますが、
大人になってからの秘密基地を描いた黒田硫黄さんの「勉強部屋」なんてのもあります。
強烈な作家たちが書いた話はそのどれもが素晴らしい。
中でも、
三好銀さんの「ホテル『月の裏』」は基地っぽさは薄いものの、三好さんの作品に見られる登場人物それぞれが持つ秘密・謎はこの短編でも同様で、共通のテーマを持った作品群の中、一際 秘密感を放っています。
他の作品も個性的なものばかり。
どんな秘密基地が出て来るかはぜひ読んで確認してみて下さい。
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(担当:せきロ)
中野店 せき口
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