今回紹介するのは
池田邦彦さんが描かれていた「山手線ものがたり」です。
池田さんというと自分はカレチを読んでいました。新刊書店で
この山手線ものがたりを見て即買しました。
こちらが表紙なんですが
この帯には
「舞台は山手線全駅。29個の、優しい物語。」
とありますが
2014年に山手線の新駅を作ると発表があり2020年には
仮開業が決まっていて、山手線の駅が30個になるという事が
決まっている時期にあえてこの話題の作品を描かれたのでしょうか?
29話目の西日暮里が最終話なのですが
この西日暮里が山手線の駅の中では一番新しい駅なのですが
それでも1971年昭和46年に出来ていて47年前と正直自分が生まれる
前の出来事なので実感がわきませんが
このページの舞台は渋谷で、EF15が描かれています。
自分の記憶では小さい頃はEF65が全盛期でかろうじてEF58を見れたくらいで
ぶどう色のEF15は見た事がなく、そんな電気機関車が渋谷を走っていたという事に
今から考えると全然想像がつかない感じです。
山手線の貨物を扱っていた駅の事に
ついて書かれています。
今でも貨物は走っていますが、
今は新宿湘南ライン、埼京線として使われている事が多く
貨物というイメージは少ないでしょう?
こちらは日暮里のあたり。芋坂跨線橋
今でも京浜東北線上り下り、山手線外回り内回り、東北高崎線、常磐線と
路線も多く、この画像だと左側には京成の高架も描かれていますね
こちらは品川にある高輪橋架道橋を描いているシーン。 田町寄りに高輪橋架道橋があり、今は無き東京機関区、田町車両センター等が 描かれています。手前はEF58でしょうか?
高輪橋架道橋ですが、品川新駅開発で消えてしまうかもしれないという話もあります。 この作品の内容的に今から50年以上前の話を描かれていて のんびりさ、おだやかな感じがある作風となっています。
自分が読むと生前の話でピントこない物も多いですが
片鱗等残っている所もあり、また山手線の路線の変遷等
を知るきっかけになったり、新規の路線案も描かれていて
ノスタルジーに浸かれる作品となっています。
(担当:平嶋)
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渋谷店 平嶋
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